症例別施術例一覧

Case

多系統萎縮症(MSA) 60代男性

4年前、得意なスキーの初級コースで転んだり、2年前には、車の運転がふらふらしているとパトロールに指摘された。多系統萎縮症と診断。喋りにくさ(特にナ行・ハ行)、PCのタイプミス、歩行時のふらつき・転倒・脚の出にくさ。だんだん悪化していると感じ、銀座針灸院で新脳針を開始した。

施術後の様子

脚(特に太ももの筋肉)の緊張が緩和 施術の帰り道は、すごく歩きやすい 仕事が休みの日は、1時間歩ける 当初、血色が悪く紫色をしていた左腕(動きが悪い方の腕)の血流が改善し、右腕と同じ色になった 会話する声が大きくなった 眠りが深くなり、夜中に起きることが減った 便秘で時には浣腸を使っていたが、2日に1回排便するようになった

スタッフからのコメント

初診から2カ月の途中経過です。 普段は一本杖を使って歩行、週3日出勤してデスクワークをされています。 うつ伏せ・仰向け、交互の施術。開始当初は、うつ伏せでの施術が辛そうでしたが、今では全身の筋緊張も緩んできており、だいぶ楽に受けることができています。 悪化していると感じていた歩行・生活動作・呂律など、よい感覚を取り戻してきました。 日常できる体操・運動など実践してもらい、とてもよい経過をたどっておられます。