症例別施術例一覧

Case

発達遅滞 4歳男児

1歳を過ぎてから、2週間ごとに発熱を繰り返す。
1歳半の頃、群発性熱性けいれんを起こし緊急入院した後、発達が大きく後戻りした。
・昼夜逆転の睡眠障害(1時間おきに寝たり起きたり)
・毎朝、38~38.5度の発熱
・座位ができなくなった
・笑わなくなった
・目が合わなくなった
・食欲はあるが、体重が増えない
・便秘傾向
・斜視
・脚をつっぱりがち
・寝返りはできない

施術前の様子

1歳半の緊急入院のあと、ゆっくりとすすんでいた成長が
逆戻りしてしまい、新脳針の施術がはじまりました。

それから2年半の間、通院を継続した結果、
順調にたくさんの発達がみられています。
リセプター療法、大阪本院の宿泊集中治療も受けています。

施術後の様子

・6-7時間連続して睡眠がとれるようになると同時に、
 朝の発熱が止んだ。
・斜視がよくなってきて追視が増えた。
 興味をもった物に、手を伸ばして触れようとする。
・つまみ動作ができるようになった。
・ゴロゴロ右に左に寝がえりをうつ。
・伝い歩きのスピードが早くなっている
・動きを模倣するようになった
・片手をつないでの歩行が上達している

スタッフからのコメント

4回目の施術で、まとまった睡眠がとれる傾向がみえてきました。
その後は、よく目が合うようになり、座位が安定してきたりと、
順調に発達がすすみました。

てんかん波が出ているものの、薬を飲まずに発作が出ていないので、
レアケースであるとドクターも驚いていました。

今後も、新脳針で発作を最小限に抑えつつ成長を促し、
運動機能、言語の発達を目指して、週1回の施術を継続しています。