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Case

背筋が以前に比べ力が入るようになりました。(脳室周囲白質軟化症【PVL】)岡山県/2歳・A子ちゃん

当院で治療中のA子ちゃん(仮名)は現在2歳ですが、妊娠8か月で産まれ、体重は1850gの低体重でした。脊柱にも湾曲がみられ当院へ来院した当時も首がすわっておらず、下半身には硬直がみられ、言葉も話せませんでした。PVLでは大脳の白質化から脊髄に下行する運動神経に異常が起こります。当院ではその下行路の異常によっておこる麻痺に対して0.7mAの微弱電流を注入する事により症状の改善に取り組んでいます。岡山から来院されているA子ちゃんは当院の宿泊センターを利用し、第1週目と第3週目の月曜~土曜の1日2回の集中治療をうけることにより、背筋が以前に比べ力が入るようになりました。それによりA子ちゃん本人はもとより、周りのご家族の明るい笑顔がみられるようになりました。A子ちゃんは現在も継続通院中です。