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【ツボのはなし】足の冷えをとる

寒くなってくると、足の冷めたい方が多くなります。

施術の時に触ると足が冷えきっています。

足の冷えがきつい方は、膝から下の筋肉が衰えて棒のように細い、または足にむくみがあり上半身に比べて足が太い、という特徴があります。

刺鍼によって末端を含めた全身の血流を促し、お体を遠赤外線と赤外線で温めながら施術します。

そして施術の終わる頃には、何とか足部の血流と温度を取り戻して、お帰りいただきます。

 

今回は、「おうちで足の冷えをとる!おすすめのツボ」を2つご紹介します。

陰陵泉(いんりょうせん)

〇ツボのとり方

ひざの内側で、ひざ下くぼみの位置から指幅4本下がったところです。

押すと落ち込むところがあり圧痛があります。

 

照海(しょうかい)

〇ツボのとり方

内くるぶしの真下(2cm)にあり、押すと痛みを感じるくぼみが照海です。

 

 

親指で揉み込むように押してみましょう。

寒い季節にはお灸が特におすすめです。

シールをはがして、火をつけて貼る「台座灸」

 

足だけでも十分につらい「冷え」ですが、冷えの悪影響は足だけではありません。たとえば、足が冷えることで体内の熱のバランスが崩れ、上半身、特に頭がボーっとする「のぼせ」や「ほてり」が起こりやすくなります。

また足の冷えは、夜間頻尿や、婦人科系のトラブルとなって現れる傾向がよく見られます。

 

足の冷えでお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

 

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 服部