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一人で出来た!!【デュシェンヌ型筋ジストロフィー・自閉症スペクトラム】

こんにちは大阪本院の高橋です。

少しずつ日が長くなってきましたね!

夕方でもまだ明るいと、何だか得したような気分になります(笑)

そして2月もあっという間に過ぎていきますね~!本当に早い!

 

さて、今回はデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療で通院し始めて、約1年半のT君(10歳)のご紹介です!

 

T君は生後10ヵ月の時にデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断。

4歳の時に自閉症スペクトラムと診断されました。

 

症状としては、

 

・体幹や手足、お尻などに力が入りづらい

・寝返りや起き上がりがしにくい

・握力が少し落ちている

・着替えの際、腕が上がりづらい

・落ち着きがなく、イライラやかんしゃく

・同じことを何回も繰り返し言う

 

などがあります。

 

施術メニューは新脳針+3つの連携プログラム(リセプター療法・動作改善法・指頭感覚法)です。

 

 

▽新脳針治療の様子

 

毎回、ほとんど泣かずに出来るT君!すごいね!!

全身に針をするため、動いて針が抜けてしまうと危ないのでバンドで手足を固定します。

ちょっと動いてしまうこともありますが、「動かないでがんばる!」と言ってくれるT君。

微弱電流を流す時には、『トントンって(微弱電流が)きたら教えてね』というとちゃんと教えてくれます。

 

 

指頭感覚法では、骨盤(股関節)から膝にかけての土台作り・バランス調整をメインに施術。

「調子が良い時はしっかりと自分で支えて立つことが出来る」と、指頭感覚法担当の裏戸先生より。

 

 

 

▽動作改善法の様子

 

EU-910のハイボルテージモードで、お尻と足を中心に施術。

筋肉や神経に促通刺激を与えて、筋力向上や可動域の改善へ導きます。

(詳しくはコチラをどうぞ。)

 

 

 

これらの施術後の変化としては、

 

・がんばって自ら動くことが増えた

・血液検査の結果が改善された(CK値が下がった)

・お尻に力が入るようになった

・着替え時に両腕を上げることが出来た

・ベッドから車いすに自分で移動することが出来た

 

などがみられました

 

実際に、針治療後にベッドから車いすにT君が一人で移動している動画を

インスタグラムにアップましたので、コチラからご覧ください!!

 

※随時色々な情報を発信していますので、ぜひインスタグラムのフォローもしていただけると幸いです

 

 

そしてとってもお喋りが上手なT君。

スタッフの名前もちゃんと覚えてくれています!ありがとう!

 

これからも少しずつ一緒にがんばろうね!

 

 

大阪本院 鍼灸師 高橋