スタッフブログ

Staff Blog

90年の歴史④ DAITO TIME記事

前田針灸接骨院 90年の歴史④  

初代:喜與松(祖父)、現会長:昌司(父)の後を継ぎ、3代目:現院長の前田為康です。
私の幼少時代は自宅に併設した3畳一間の職員寮があり、当時の職員みんなで同じかまの飯を食べ、まるで大家族の様な生活で育ちました。若手の先生達が私をモデルにマッサージや鍼灸の練習をされ、それは私にとってとても嬉しい時間でもありました。父の背中を見つつ、後を継がなければと言う気持ちはその頃から自然に芽生えていたのでしょうか、わんぱくだった私にも何故か医療に対する憧れがありました。
 学生時代は競技スキー部に所属し、トレーニング法やスキーテクニックを日々研究していました。その頃アメリカ・ドイツからのテーピング技術が取り入れられ、スポーツトレーナーという職業が注目されはじめました。私もスポーツトレーナーに憧れ、東京での鍼灸・柔道整復専門学校を卒業し、特に外傷に強いトレーナーになりたいと、最新スポーツ医学を学ぶために、オレゴン州立大学、ポートランド州立大学で研鑚に励み、NATAスペシャルトレーナーでもあるJim Wallis氏の元で指導を受けました。
 帰国後の契約として近鉄ライナーズ(ラグビー)、大阪府警ラグビー部、三洋電機バドミントン部、大阪桐蔭高校野球部、辰吉丈一郎(ボクシング)など、個人から社会人チーム、そしてプロアスリートからアマチュアまでを幅広くサポートしてきました。
 また私は全日本スキー連盟公認指導員の立場から大阪市障がい者スキー教室へ指導員として参加させていただき、これが〝障がい者スポーツ”と深く関わって行くきっかけとなったのです。

…つづく