スタッフブログ
- スタッフブログ
-
スイスグランプリシリーズ・トレーナー帯同
2019年5月20日~6月4日
本大会は3大会を2地域の会場で約2週間開催されるWPA公認のスイスシリーズであり、世界各国から集まった選手達でレースが競われ、日本パラ陸上競技連盟に所属する
強化指定選手をトレーナーサポートとして帯同致しました。第1戦(World Para Athletics Grand Prix, in Nottwil)
第2戦(Daniela Jutzeler Memorial)
第3戦(Swiss Nationals in Arbon).
成田空港からスイスチューリッヒ空港に到着
成田から出発したスタッフ・選手と事前に現地入りしていた選手が
ノットヴィルで合流しました。第1戦の案内が村のあらゆる場所にアピールされています。
滞在するノットヴィルの大会会場である
「パラプレジックセンター」とはどのような施設なのかご紹介します。
スイスGPがどのように発展して選手達を支えてきたのか…スイス・ノットウィルにあるパラプレジックセンター正面玄関。
施設内には、病院とは思えないオシャレなテラスやアート鑑賞ができるオブジェが
あります。室内競技場として体育館が設置されています。
(プールは撮影取り忘れました)
リハビリテーション室
年齢さまざまで重度の患者さまが機能回復に励んでおります。ライフクオリティを上げるために義手や義指、そして靴や装具など工夫が熟されています。
義手や義足の制作部門
病院以外に、宿泊施設(ホテル)、競技場、体育館、プールなどスポーツ施設や
文化施設など素晴らしい環境があります。ホテルの外観
自室をケアルームに…
選手の中には以前より負傷を抱えながら本大会に出場できるのか懸念する場面もあっりましが、練習期間のコンディショニングにおいて調整をおこない出場に至たりました。会場の周囲は自然がいっぱい!
朝のランニングで撮影…
綺麗な朝日のショットが撮れました。
ノットヴィル駅は湖畔にありとても素敵な駅です。第1戦(World Para Athletics Grand Prix, in Nottwil)
いよいよ大会の始まりです。ゴールしてIPC公認のメディアからインタビューを受ける場面もあります。
ノットヴィルで開催されていたスイスシリーズ第1戦から第2戦3戦へ、
場所はアーボンへ移動しました。ホテルはサンクトガレンです。
農場に囲まれた田舎のノットヴィルと違いサンクトガレンはおしゃれな街での滞在です。こちらでも自室をケアルームに…
サンクトガレン駅が窓から見える素敵な部屋でした。アーボンでは
第2戦 (Daniela Jutzeler Memorial)
第3戦 (Swiss Nationals in Arbon)
が開催されます。競技場ではフリースペースにベッドを広げ、
コンディショニング・ケアを行いました。アーボン競技場の近くには観光地として多くの旅人が訪れる、
ボーネン湖向こう岸に見える山はオーストリアです。強化指定(S級)の樋口選手(真ん中)1500 5000mで日本記録を更新しました。
スタッフ・選手とも素敵な笑顔で無事にトラブルなくけがなどのアクシデントなく
終了いたしました。期間中は診療を留守させていただき、患者様各位にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
2020東京パラリンピックに向けて私も微力ながら障がい者スポーツの発展と、
難病や障害を持たれた患者様へスポーツをヒントとした生きる喜びと、残された機能を使う工夫など…
ぜひこのブログを見ていただき、スイス『パラプレジャーセンター』についてや
スイスシリーズ大会の内容をお伝えさせていただきます。お気軽にお声かけくださいませ…
院長
前田為康