リセプター療法とは
About receptor care
当院独自の運動療法です。院長は長年、障がい者スポーツに携わっており、その活動を通じて得た知識と感覚で一人一人に合わせたプログラムを考案し、それをもとに身体を動かす療法です。
スポーツ指導で行われるコーディネーショントレーニングの発想も取り入れ、感覚統合療法の概念も組み合わせた独自のメニューとなっております。
「リセプター」とは、受容器(受容体)という意味です。人間は刺激を受けるすべての細胞や組織にリセプターがあります。様々な外界の変化を刺激としてリセプターで受け入れ、情報(感覚)として変換し、それをまたエフェクター(効果器)で反応に変化させます。


脳内神経ネットワーク
様々な運動を組み合わせ、皮膚や関節などにある各リセプター(受容器)で外部からの刺激をキャッチし、その反射を通じて身体の反応や動きを向上していきます。

リセプターが伝達物質を受け取っているところ
たとえば神経伝達物質のドーパミンの分泌が減少し、すくみ足、手の震え、表情が硬くなり笑えないなどの症状が出る「パーキンソン病」。
普段一人では中々出来ない運動でも、リセプター療法ならマンツーマンで楽しく出来ます。バランス感覚や身体の反応を高め、症状改善を目指します。
正しい動きを覚えることでそのサイクルを脳が記憶し、次の動作として学習していきます。
そして小さなことでも「出来た!!」という成功体験を積み重ねることにより、脳内の神経伝達物質を自ら分泌させることも期待できます。
脳内のON・OFFのスイッチを、リセプターを介してONに切り替えることで、あらゆる病気を克服させる可能性を人間は持っているのです。
弱った機能だけに捉われず、残された機能をフルに生かしていきましょう。
感覚統合療法の概念と運動リハビリ要素や遊びの要素も盛り込んでいるのでお子様も楽しく行えます。
子供から大人まで集中力や運動面の向上が期待でき、短時間で効率が良いのも特徴の一つです。
リセプター療法で楽しく、愉快な気持ちで、機能向上に励みましょう。
施術風景






このような症状でお悩みの方、ぜひご相談ください。

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- パーキンソン病(PD)の方
- 脊髄小脳変性症(SCD)、多系統萎縮症(MSA)の方
- ジストニアの方
- 脳性マヒの方
- 脳梗塞などマヒの後遺症の方
- アテトーゼの方
- 脳室周囲白質軟化症(PVL)のお子様
- 脳性麻痺(CP)
- 低酸素脳症(HIE)
- 自閉症や多動症など発達に遅れのあるお子様