小児はり(刺さないはり)
小児はりとは
小児はりは、特殊な器具を使って皮膚を刺激することにより、神経の高ぶりを抑え内臓の働きや心身のバランスを整え、発育を促進します。
生後3か月(5㎏未満)の赤ちゃんから小学校6年生くらいまでのお子様を対象とした「刺さない針」です。子どもは大人と違って、皮膚が薄く感覚も敏感です。
特に生後まもない5㎏に満たない赤ちゃんは小児はり(刺さないはり)のみで施術いたします。
おおむね5~10分の短い時間の治療で効果が期待できます。
かん虫の原因は
お子様は神経や皮膚粘膜が未発達なため、外からの様々な刺激に対して思うように対応できないことや、脳の発達が著しいのに身体が思うように動かないことで、イライラして自律神経のバランスを崩しやすいのです。
そして、よく聞くかん虫とは小さなお子様特有の症状で、身体の発育と心の発育のアンバランスから起きる小児神経症のことを言います。
かん虫の出やすいお子様は、感受性の豊かなお子様とも言えます。
小児はりの適応となる症状
- 夜泣き
- かん虫
- 食欲不振
- 言葉遅れ
- 喘息
- 気管支炎
- キーキー声(奇声
- おねしょ
- かぜひき
- チック症
- どもり(吃音)
- 便秘
- 下痢目、鼻、口、耳、喉の症状
- その他、特に症状がなくても、健康増進・健康管理としても、お子様の健やかな成長のお役に立ちます。
通院について
症状の出ている場合は続けて治療をしていきます。症状の改善が見られたら、感覚をあけます。 健康管理には、毎月決まった時期での3~5日間の連続治療をお勧めします。
当院の小児はりについて
初代院長の前田喜代松の時代には、抗生物質もなく、小児はりで様々な小児疾患を治療して地域のお子様の成長のお役に立っていました。
小児鍼の器具には実に色々な種類がありますが、そのなかでも、「もぐら手はり」は、当院独自の治療器具で、とても気持ちの良い刺激です。
小児針灸施術(新脳針実績施術も含む)
- 小児針灸施術
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