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夏休み宿泊集中施術③
9月に入っても残暑厳しい毎日ですね。
皆さん睡眠は取れていますか?
身体の疲れを取るには食事と睡眠、そして快便が大切です。
鍼灸施術で夏の疲れを取り、胃腸の働きを活発にして、快適な睡眠が取れる事をお勧めいたします。
さて、今回は8月の宿泊集中施術③です。
前回去年の9月に初診で来てくださって今回は1年ぶりに来てくださった鹿児島からのLD(学習障害)のR君(15歳)と脳性麻痺のH君(6歳)のご兄弟。
R君は新脳針+リセプター療法を受けていただきました。
新脳針療法では頭部の血流を促し、身体のツボも使って全身の血流促進と自律神経の安定を目的とします。リセプター療法では太田先生の細かい指示をよく聞いて身体をたくさん動かしながら、会話も盛り上がっていましたね。
思春期の男の子はあまりしゃべってくれないので何を考えているのか理解できないのが親の悩みですが、太田先生は上手に聞き出してくれてこっそりお母さんにお伝えしていました。
学校での勉強に支障があるとのことですが、きちんと挨拶も出来るし弟思いのやさしい気持ちも持っています。
思春期の今、いろいろな事を感じ考えているR君は、お父さん、お母さんの一生懸命働く姿を見ているので、きっとしっかりした考えを持った大人に成長することと思います。学校に行っている間は点数で評価されますが、それよりも自分で考える力こそが大人になって大切なのではないかと私は思います。
R君はどんな大人になるのか今から楽しみです。
Hくんは、脳性麻痺で身体の緊張が強く体幹もまだ弱いですが、おしゃべりがとても上手です。
しっかりと自分の意見を言うことが出来ます。
今回も新脳針+リセプター療法、指頭感覚法、動作改善法、温熱療法と4つを午前午後と受けてくださいました。
今回の宿泊集中施術では、手の緊張がとれて手の開きが良くなり、肩の可動域も広がり、手術も考えていたのがしなくて済みそうだと嬉しい感想をいただきました。
鹿児島からで遠いのですがこうして時間を作ってお子様の成長のためにと大阪まで来てくださり、私達もその思いに答えたいとスタッフ皆で様々な施術を行いました。
私たちの施術は全て術者の手によって行われますので(動作改善法では機械による電気刺激もあります)、術者の気持ちも患者様に伝わると思っています。
患者様に変化が出た時、私たちの思いが通じたのかなと思える時にやりがいを感じます。
さて、夏休み宿泊集中施術のブログも残り2週間分。
みんなの成長を思い出しながらまた来週も書いていきますね。
前田京子
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