施術について

Care

難病への取り組み

パーキンソン病(PD)

Parkinson’s disease

手足のふるえが新脳針で改善!

90年以上の歴史のある当院で、新脳針(針灸施術)を受けて症状の改善を感じる方が、たくさんいらっしゃいます。
パーキンソン病は、難病であり進行しやすく難しい病気である事は間違いないですが、私たちは、少しでも進行を遅らせ、現状維持をまず最初のステップだと考えております。
私たちは患者様の状態を理解し、生活環境の改善をできるだけアドバイスしながら、徐々に段階を踏んで改善に向かうように、お手伝いさせていただきます。
病院での治療以外にもできることを当院で一緒に取り組んでいきましょう!

パーキンソン病について

脳内の中脳にある黒質という部分から作られるドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が作られなくなり不足することで以下のような症状が全身に現れます。
ドーパミンは快楽ホルモンと呼ばれ心を愉快にしてくれる重要な神経伝達物質なのです。
ドーパミンは辛い悲しい時には出にくく、楽しい時や愉快な時に出やすい神経伝達物質なのです。
つまり辛い悲しい事が日常多いとドーパミンが出にくくなりパーキンソン病になりやすくなるのです。
顔の表情が乏しく仮面様の顔になり、手がフラフラふるえ、歩く時の一歩が出にくくなってくるのです。

パーキンソン病の主な症状

  • 安静時の手足のふるえ
  • 歩きにくさ(突進歩行・小刻み歩行)
  • 姿勢が前かがみになってくる
  • 動作緩慢(動きにくさ)
  • 平衡感覚やバランス能力が低下する
  • 顔の表情が乏しくなる

があります。

その他にも
・便秘 ・腰痛 ・呂律が回らず声が小さい
・バランス感覚の低下(姿勢反射障害)
・うつ病 ・食欲低下 ・不眠
などが発症する事があります。

このような症状に当院独自の新脳針療法等の施術で改善した症例がたくさんございます。

一般的な西洋医学での主な治療例

投薬療法

ドーパミンの不足を補うための投薬が基本です。
ドーパミンL-dopa (最も主流なパーキンソン病治療薬です。)
その他 ドパミンアゴニスト 、抗コリン薬、塩酸アマンタジンなどがあります。
ただ、長く続けると依存的になり、便秘などさまざまな副作用を引き起こす事も懸念されます。

外科施術

大脳の運動に関与する領域に微弱電極を埋め込む手術を行うことがあります(DBS:脳深部刺激療法)。
大きく頭の骨をあけるような手術ではないので、危険性が高いわけではありませんが、 出血症状、感染症、神経機能障害など合併症(危険性)が発生する可能性があると考えられています。
また、IPS細胞を用いて黒質の神経細胞を再生する研究も進められています。

リハビリ

パーキンソン病のリハビリは、
①リラクゼーション②ストレッチ③筋力強化運動④歩行訓練⑤構音練習⑥嚥下練習が主体です。
日々の症状を少しでも軽減し進行を遅らせ、生活動作を楽にすることが主な目的になっています。また自宅で身体を動かす習慣をつけて、筋肉や関節を動かし関 節の可動域を保ち、体力や心肺機能を維持することで症状の進行を防ぎます。

当院のパーキンソン病へのアプローチ

新脳針療法(針灸治療)を中心に治療し、リセプター療法、動作改善法、指頭感覚法等を併用することで症状の早期改善を目指します。新脳針を施すことで、確率共振反応を引き起こし、特に頭頂部や額部など外部からの微弱な電気刺激が神経ループを通じて中脳へ神経伝達が伝わり、ドーパミンを誘発させる刺激が入ります。
そして中脳から脳全体へ神経ループを通じてドーパミンが行き渡り、パーキンソン病に対する各症状に対して改善を及ぼします。

新脳針療法とは

頭(頭皮)に針を刺し、刺鍼した針に0.7ミリアンペアの微弱電流を注入します。0.7ミリアンペアは針を通じて身体に刺激が入る時に最も身体が受け入れやすい電流になっています。
新脳針による電気刺激は脳神経細胞を活性化し、神経伝達物質の分泌を促します。
また全身に表れている様々な症状に対しても針灸治療を施し、筋緊張の緩和や血流の促進を図ります。

詳しくはコチラ

年齢問わず大人から子供までが対象!
リセプター療法、動作改善法、指頭感覚法の併用で早期改善へ

※リセプター療法、動作改善法、指頭感覚法はオプションです。患者様の状態に合わせた治療法をご提案します。

その他にも患者様よりたくさんの
お声を頂いております。
是非ご覧ください。