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- 知ってますか?人の体は左右非対称です。
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突然ですが、まずは以下の写真をご覧ください。
汚い靴の写真でスミマセン・・・。
実はコレ、私が3年ちょっと履き続けた靴の写真です。
私はこの靴を履いて、日々、患者さんの施術をしていました。
靴のすり減り方に、かなりの左右差が見られます。
分かりますかね?
後方からの写真では、左靴のかかとは全体的にすり減っているのに対して、右靴は外側を中心にすり減っています。
裏側の写真もそうですよね。
加えて、ちょっと分かりづらいのですが、靴の前半部分は、右足の方が全体的にすり減っています。
だから・・・何?と思われるかもしれませんが、
ここがポイントです。
実は、こんな偏った靴の減り方をする身体の使い方をしているのにもかかわらず、私、この3年間、肩こり、腰痛、膝の痛みとは・・・
全く無縁です。
「えぇ!ホント?」
って声が聞こえてきそうですが、本当です。病院に行ったのはインフルエンザに罹った時だけです。
こんなに左右で違う靴のすり減り方をしていてもです。
なぜでしょう?
答えは簡単です。
人の体は、もともと左右非対称なんです。
良く患者さんからも質問を受けます。
「先生、鏡を見たり、写真に写ると左の肩がいつも上がっているんですけど・・・。」
「お風呂上りで鏡を見ると、骨盤の高さが左右で違うんですけど・・・。」と、
「はい!それで普通ですよ。」と、私はいつも答えています。
考えてみれば、人の体は左右で違うところだらけです。
肝臓は右側にしかありませんし、
腎臓は左右で高さが違います。
顔も真ん中に正中線を引いて、左右を見比べてみると、かなり違うことに気づくでしょう。
もちろん、体に負担をかけている『悪い左右非対称』の場合もあります。
ですが、健康な人でも肩甲骨、骨盤の位置は左右差があります。靴のすり減り方だって左右で同じになることはありません。
ですから、肩甲骨、骨盤の高さが左右でそろっていれば、身体に負担をかけている証拠になっちゃいます。
”健康な人”は左右非対称です。
人の身体の特徴に基づいて施術します。指頭感覚法はそんな施術メニューです。
姿勢や体の使い方、動きを改善するには、そんな知識が必要だと思いませんか?
指頭感覚法 担当:裏戸 雅行
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