- 院長コラム
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覚醒下脳鍼とは?脳科学を応用した新しい鍼治療について
【覚醒下脳鍼とは?脳科学を応用した新しい鍼治療】
「覚醒下脳鍼(かくせいか のうしん)」は、前田東洋医学研究院グループ代表・前田為康が脳科学の研究をもとに開発した新しい鍼治療です。
頭皮への鍼と微弱な電気刺激、さらに運動療法を組み合わせることで、脳と身体の神経ネットワークへアプローチします。
従来の鍼治療とは異なり、「脳」「身体」「心」の3つを同時に活用することが特徴です。

【覚醒下とは?】
「覚醒下」とは、意識がはっきりしている状態を意味します。
自分の身体を確認し、手足など動かしながら施術を受けます。
施術中は身体の動きや感覚を確認できます。
そのため、脳から身体へ多くの情報が伝わりやすい環境で情報を受けることが可能です。
【覚醒下脳鍼の原点…新脳針とは?】
新脳針は、脳科学と東洋医学を融合させた新しい鍼治療です。
頭皮の運動野や感覚野を中心に鍼を行います。
さらに微弱電流を流しながら運動療法を組み合わせます。
この3つを同時に行うことで、脳と身体の連携をサポートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
【新脳針について】
⇩
https://maeda-shinkyu.com/neoencephalon/
【通電条件】
覚醒下脳鍼では、身体への負担に配慮した微弱電流を使用します。
- 微弱電流:約0.7mA
- パルス幅:250μs
- 周波数:1Hz
- 頭皮4極通電
治療中は腰に装着した通電装置から頭皮へ電気刺激を送ります。
また、リセプター療法や動作改善法と組み合わせて施術を行います。
【脳科学を応用した治療メカニズム】
覚醒下脳鍼では、「確率共鳴(Stochastic Resonance)」という考え方を取り入れています。
【確率共鳴とは?】
人の脳は、振動やリズム、摩擦、揺れなど、さまざまな感覚情報を受け取っています。
適切な刺激が加わることで、神経の情報伝達が働きやすくなる可能性があると考えられています。
覚醒下脳鍼では、この考え方を治療へ応用しています。
【運動を組み合わせる理由】
頭皮へ微弱電流を流すだけではありません。
治療中に実際に身体を動かします。
運動を同時に行うことで、脳から筋肉への運動指令を再学習しやすい状態を目指します。
また、脳・脊髄・末梢神経・筋肉の情報伝達をサポートすることも目的の一つです。

【身体へ意識を向けることも大切です】
覚醒下脳鍼では、身体へ意識を向けることを大切にしています。
「身体を動かそう」
「もっと良くなりたい」
このような意識を持ちながら運動することで、脳と身体のつながりをより活用することを目指します。
運動・感覚・意識を同時に働かせることが、この治療の特徴です。

【西洋医学でも脳への電気刺激は活用されています】
現在の西洋医学では、脳深部刺激療法(DBS)や迷走神経刺激療法(VNS)、経皮的迷走神経刺激(tVNS)などが行われています。
これらは脳や神経へ電気刺激を与える治療法です。
覚醒下脳鍼も、脳科学や神経科学の知見を参考にしながら開発された治療法です。
鍼治療と運動療法を組み合わせることで、身体機能へのアプローチを目指しています。
【このような症状でお悩みの方へ】
覚醒下脳鍼は、神経や運動機能に関するさまざまなお悩みに対応しています。
- 不随意運動
- パーキンソン病
- ジストニア
- フォーカルジストニア
- 書痙
- 軟口蓋ミオクローヌス
- セネストパチー
- 手足の震え
- 歩行障害
- 身体の揺れ
- てんかん
- 発達障害・自閉スペクトラム症
- 認知機能の低下
- 高次機能障害
- アルツハイマー病
※症状や病状によって適応は異なります。詳しくはご相談ください。

【まとめ】
覚醒下脳鍼は、次の4つを組み合わせた新しい治療法です。
- 頭皮への鍼刺激
- 微弱電流による脳への刺激
- 運動療法
- 身体への意識

これらを同時に行うことで、脳と身体の神経ネットワークへアプローチすることを目指します。
前田東洋医学研究院では、脳科学と東洋医学を融合させた独自の治療法として、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
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