院長コラム『ちょっと診ましょう』

院長コラム『ちょっと診ましょう』

院長コラム

NHK番組トリセツに東洋医学(ツボ)について説明がありました。

NHK番組 明日がわかるトリセツショー

東洋医学 改訂版 『ツボ』 について詳しく説明がありました。

私たちが普段施術で使用する人体の『ツボ』…
とても詳しく説明していただいてたので、ほんとこの番組を作成したNHK番組スタッフ様方々には、ほんと嬉しく思います。

少しばかりですが、当院の新脳針との関係もありましたので、少し番組の内容をご紹介させていただきます(^.^)/~~~

大きく3つのコーナーでご紹介されていました。

①ツボの正体とは?
②ツボはなぜ効くのか?
③セルフケアに最適!おすすめ一挙公開!

 

特に私たちが取り組んでいる脳へのアプローチの関連として、
≪脳からの指令…「脳の勘違い」 からツボは生まれる!?≫
≪不調が起きている胃や腸などから遠く離れた手足にツボ(炎症)が生まれるのか?≫

と言った内容がありました…

 

例えば腸に不調が生じると、不調を示す信号が腸から脳に神経を介して伝わります。このとき、信号は脊髄を通るのですが、脊髄には足のツボから脳に向かう神経も通っています。そのため、脳は腸からの信号を足からの信号とも勘違いしてしまうのです。

やはり脳はその時の不調なコンディションにより遠隔部位からの信号を判断し、
そのままキャッチする場合と錯覚(勘違い)を起こして反応する場合があるのですね。私たちの新脳針も炎症反応がある局所へ脳からのメッセンジャー物質(エクソソーム)などが送られ炎症を抑えると仮定しています。

脳は腸に炎症を起こす信号を送り返すことで血行をよくし、不調を改善しようとしますが、このとき足にも同様の信号を送ってしまいます。その結果、足のツボにも炎症を起こしてしまうとの事…

新脳針は脳からの反応を身体に伝える施術をしています…
その内容からその謎の一端も近年、明らかになってきてきたとの事で、
この分野のツボ反応に大変興味深く視聴していました。
新たな科学としての説明ですね(^^)/

 

そして、痛みや鎮痛を和らげるのは血流がアップするからで、
科学的なメカニズムから脳内で鎮痛物質「オピオイド」が分泌され、痛みを和らげる効果があるのです。

肩こりに効果があり、その原因の一つに筋肉を包み込んでいる「筋膜」にしわができることが多いのですが、方にあるツボ…「肩井 けんせい」に鍼を打つと…

鍼で刺した傷跡を修復しようと血流アップ→筋肉にたまった痛み物質(老廃物など)押し流す→筋肉が柔らかくなる→筋肉に固まっていた筋膜のシワを伸ばす→肩こりが軽減

と言ったメカニズムなのです。

また世界保健機構(WHO)では様々なマウス実験から正確なツボの位置を検証して、現在教育・文学上でのツボは361穴が統一されました。

 

しかし、WHOで統一された「ツボ」以外にも新たなツボは多く発見されていて、
新穴・奇穴として位置付けられています。

 

鍼灸師315人が選ぶ/不調別オススメのツボ

この後はセルフケアについて説明がありました。

(皮膚のたるみについて)

上記の写真は、ほんの一部で、
その他、いろいろなセルフケとしての「ツボ」刺激のお話がありました!

 

詳しくは…是非!NHKのHPからオンデマンドでも見れますので、どうぞご覧ください。

NHK トリセツ
詳しくは番組HPをご覧くださいね
動画もあります。

https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/pQ2Y9Lr71E/

【参考文献 転載 = NHK 明日が変わるトリセツショーHPより引用】

院長 前田為康

TEL.072-873-7171
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