院長コラム

Director's Blog

NO.1 脳の構造と新脳針について(~人間らしい思考や判断をつかさどる大脳新皮質~)

NO1『ちょっと診ましょう』
脳の構造と新脳針について

第一回目は『新脳針と人間らしい思考や判断をつかさどる大脳新皮質』について
お話し致します。

脳とは身体を構成する臓器の一つであり、その脳の表面を構成している大脳新皮質(人間哺乳類)は名前の通り『新しい脳』であり『脳の皮膚』と言えるほど表面で神経細胞が集っているのです。

人間らしい思考や判断をつかさどる大脳新皮質は大きく分けて…
【前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉】の4つの脳エリアに分かれています。
それぞれの役割として
前頭葉=精神活動・運動性言語・感情・思考(前頭連合野)
頭頂葉=感覚・味覚
側頭葉=聴覚・臭覚感・覚性言語
後頭葉=視覚

特に前頭葉は高度な機能を持つと言われています。
そして新脳針は『新しい脳への針治療』という意味が込められていますが、
外部から針を刺すものの骨を突き破ってまで内部の組織(脳)には届きません。
身体の表面への刺鍼で留まっております。
その奥へ刺激を伝えるには新脳針はこの大脳の表面上にある4つのエリア上(頭蓋骨上の頭皮)に刺鍼し、更に0,7㎜A低周波による超微弱電流を通電し脳波を通じて新皮質(人間哺乳類)→旧皮質(動物哺乳類)→古皮質(爬虫類)へと伝導し大脳が形成される発生的な神経ループや共鳴振動回路を介して脳の奥深い場所へと反応させます。
更に本人が意識的に自分の身体と向き合い祈りや願い思いや希望を持つことで、
身体全体にメッセンジャー物質が伝達し脳からの指令が飛び交い臓器同士のメッセージ(会話)がされるのです。

この様な東洋医学や代替え医療はNHKの『東洋医学のホントのチカラ』やNHKスペシャル『人体』などで取り上げられ科学的エビデンスに迫る勢いで研究されています。

では、今回はこの辺で…
少し初回から難しいお話になってしましましたが、新脳針についてお話しさせていただきました。

次回も引き続き脳に関するお話を致します。