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夏の養生②
夏の養生で大切な事の1つ目は、「太陽を浴びて陽気を蓄える」でした。
2つ目は、「暑さと湿気対策」です。
気温が30度を超え、汗がでると身体の水分、ミネラルと一緒に気も消耗します。
その為、身体を冷やす食材を摂ることが大切です。
夏野菜は身体を冷やす作用があります。
さて、みなさんは夏野菜というと何を思い出しますか?
ゴーヤやキュウリ、ズッキーニ、冬瓜、へちまなどの瓜系、なす、トマト、レタス、おかひじきも夏の代表野菜といえます。
スーパーに行くと、季節の野菜は山積みになって安く売っていますよね。
暑いとビールも身体を冷やす効果がありますが、飲みすぎは身体が冷えすぎますのでお気を付けください。
ビールのおつまみといえば、冷ややっこと枝豆。
豆腐も身体を冷やす作用があしますし、枝豆は身体の湿気を取る作用があるので、暑さ+湿度のある夏にはぴったりのおつまみなのです。
冷ややっこにのっているショウガやネギなどの薬味は身体を温める作用がありますので、ビールに豆腐で冷えすぎを防ぐのに良いということです。
昔からの知恵はすばらしいですね。
暑さ対策と言うとすぐに「水分補給」と飲み物の事ばかりを言いますが、スイカは「天然の解熱剤」というほど身体を冷やし喉の渇きを潤す作用があり、パイナップル、メロン、キウイ、マンゴー、ぶどうなどのフルーツも喉の渇きを潤してくれます。
今年の夏はカットスイカでなく、丸ごとスイカを買って身体を冷やしてみたいですね。
▼先日沖縄のお友達からたくさんの沖縄フルーツを送ってもらいました(^^♪
夏の終わりになると、梨も身体を冷やし喉の渇きを潤してくれます。
汗が出ると、身体の水分と一緒にミネラルも奪われるので、わかめや海苔、もずく、昆布など海藻も積極的に取りましょう。
夏休みのお昼ご飯は、炊きたてごはんにミネラルの入った塩をまぶして海苔を巻いたおにぎりが最高のごちそうかもしれませんね。おにぎりはなるべくお家で作ってほしいです。母の手から愛情がたっぷり含まれていますからね。
湿気対策については、「梅雨の養生」に詳しく書いてありますが、枝豆や大豆、小豆などの豆類が良いです。最近は黒豆茶や小豆茶、ハト麦茶などいろいろのお茶が出回っていますのでお茶で豆類を採るのは簡単でおススメです!!
当院で売っている「健康茶」にももちろん「ハト麦」が入っていますのでお勧めです。
続きはまた後ほど・・・
前田京子
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