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夏の養生2023
あっという間に8月に入りました。
大阪は毎日昼間だけでなく夜もなかなか気温が下がらずに暑い日が続いています。
日本の夏は気温の高さに加えて湿度が高いのが特徴です。
夏は「しっかり食べてしっかり寝る」ことが、何と言っても大切です!!
胃腸の弱い方は「しっかり食べる」こと自体が大変かもしれません。
子供の時の離乳食を思い出して消化の良いものを食べるようにしましょう。
胃腸は冷えると働きが弱まりますので、冷たいものの取り過ぎには注意しましょう。
胃腸の弱い方だけではなく夏は、ごはんと具たくさん味噌汁をお勧めします。
お米にはパワーの源になる炭水化物の他、タンパク質、脂質、ビタミン、カルシウム、鉄、マグネ
シウム、亜鉛、食物繊維など、たくさんの栄養素を取ることが出来ます。
味噌汁の味噌は、大豆のたんぱく質を発酵によってアミノ酸に分解された状態で取ることが出来ます。
お米の中のたんぱく質と、味噌のたんぱく質を一緒に食べるとお肉と同じくらいのたんぱく質を
取ることが出来るそうです。さらに、豆腐や油揚げなどの具材を味噌汁に入れるとたんぱく質はばっちりとなります!
先日銀座針灸院での診療で、在宅勤務のママがお子さんに呼ばれたときに「ちょっと待って
ね」と言うことが多くママも子供に申し訳ない気持ちがあると言っていました。
「せっかくの夏休みなので子供さんと一緒にごはんとお味噌汁を作る時間は取れませんか?」と
提案すると子供たちは「やりたい!」とやる気満々でした。
ママと一緒にみそ汁を作った事は大人になってからも忘れない夏休みの思い出になることと思い
ます。(私ももう一度子育てをやり直せるならやりたいことの1つです)
夏野菜の、きゅうり、なす、トマト、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤなどは身体を冷やす効果があり
ますので是非食べてほしい食材です。
さらに、汗によって失われたミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)が夏野菜には
入っています。
夏は塩分も大切です。
先ほどのごはんとみそ汁のおススメしましたが、おにぎりにすると塩分も取れていいですね。
おにぎりには海苔を巻いて下さいね。
海苔は身体を冷やす効果もあり、ミネラルも含まれています。
夏のお昼ご飯にぴったりですね!!
日中は35度を超える暑さですが、暑いからと言ってクーラーの部屋にいてばかりではよくありま
せん。
朝夕の少し涼しい時間に外に出てみましょう。
朝はセミの声が聞こえたり、夏にしか見られない入道雲が見えたり、太陽に当たることも陽の気
が少なくなる冬に備えて大切な事なのです。
そして、暑さで体力を消耗しますので、夜はいつもより少し早めにぐっすりと寝ることが大切で
す。
忙しい方も夜中の0時までには寝て、6時間を目安に睡眠の確保をしてくださいね。
眠れない方には、オプションメニューの温熱治療をお勧めします。
三井温熱治療器での温熱+マッサージでクーラーによって冷えた身体を温めると、気持ちもゆっ
たりして快適な睡眠へと促されることでしょう。
銀座鍼灸院では9月10日(日)に、温熱治療体験ができます。
この日は普段オプションとして受けていただいている方も、初めての方も無料で受けていただけ
ます。
ご希望の方は、ご予約の際に温熱希望をお伝えください。
暑い夏を、食事と睡眠で生活習慣を整えて元気に過ごしましょう。
前田京子
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