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夏休み宿泊集中施術④
夏休みも終わって今日は9月21日、明日は秋分の日です。
昼と夜の長さがほぼ同じになる季節の変わり目です。
暑かった夏の暑さと湿度からも少しずつ解放されてきますね。
その前に、夏休みの振り返りをしておきますね。
8/12~の週は、東京からのPVLのY君、北海道からのてんかんのKちゃん、 岩手県からのPVLのH君の3組のお子様の宿泊集中の週でした。
東京からお越しのPVLのY君は、10か月の時から毎週銀座鍼灸院に通院してくれています。
今は小学校2年生になり、土日は野球のクラブチームに入り頑張っています。
病院からは「歩けないかも」と言われたこともあったようですが、お母さんが「そんなことあるのかな?」といつも明るく6つ年上のお兄ちゃんと同じように育てていました。お兄ちゃんの存在はとても大きく、いつも兄ちゃんの真似をして、今ではお兄ちゃんの入っていた野球チームにY君も入って頑張っています。
おしゃべりが得意でお母さんのいう事を良く聞いていて、お母さんのいう事をお兄ちゃんに言っているので、お母さんが二人いるようです。お兄ちゃんはそんなY君を怒るでもなく優しく接してくれています。
Y君は鍼治療とリセプター療法、動作法、指頭感覚法を午前午後と分けてやります。
宿泊集中施術中の中日に、お父さんは一人で甲子園に行き、1日中高校野球の観戦を楽しんで来られ、大阪の夏を満喫されていました。
お父さんとお母さんの仕事の夏休みを毎年お盆期間に取ってくださり、大阪の宿泊集中施術も今年で7年目になります。そして来年のご予約も取って帰っていきました。
岩手県からお越しのPVLのH君ファミリーは初めての宿泊集中施術でした。
お父さん、お母さんの仕事をお休みすることや遠方からとのことで1年前から検討してくださり、お兄ちゃんが1年生になった夏休みを利用して来てくださいました。
初めての鍼治療は大泣きでしたが、リセプター療法では、慣れたY君にお手伝いしてもらい、お兄ちゃんも参加して、みんなで楽しくブランコに乗ると、しっかりとロープを握り、腰も安定させてブランコに乗ることが出来ました。
病院のリハビリと違うことは、とにかく楽しく遊びながら患者様にあった身体の動かし方を瞬時に考えて行うことです。
これは院長が障がい者スポーツに携わって30年の経験から生まれてくるメニューで当院オリジナルです。
H君が今までリハビリでコツコツ頑張ってきたことが1週間の宿泊集中施術で出来る事が増えてきました。
またお父さん、お母さんの時間を作って、H君ファミリーのペースでお越し下さることをお待ちしています。
H君のお母さまより喜びの声をいただきました↓↓↓↓↓
3人目は北海道江別市からお越しのてんかんのちゃん。
今年2月、6月に続いて3回目の宿泊集中施術となります。
1回目はお薬で症状を抑える事を中心に生活していましたが、お薬だけではなく本人の持つ免疫力を高めて、お薬を少しずつ減らすことを提案しています。
鍼灸施術に加えてリセプター療法でKちゃんが楽しめる無理のない遊びを提案し、とにかく「楽しい!出来た!」という声掛けをしてKちゃんと一緒にやっています。反応を表現することは難しくてもちょっとした表情や発する声にも嬉しいという事が伝わってきました。
手足が冷たく血流が悪いな~という事には温熱療法でしっかりと温めるとそれだけで気持ちよさそうです。1回目の宿泊集中施術中に温熱器もご購入下さりご自宅でもケアをされています。
どんな病気も簡単にいうと「血流が悪い」事ですので、温熱療法は手軽に出来るセルフケアとしておススメです。
周りの子と比べることなく、Kちゃんのペースで成長して、もっとたくさんの笑顔がみられるお手伝いが出来たらいいなと思っています。
Kちゃんお母さまより喜びの声をいただきました。↓↓↓↓↓
8/15には当院を受診されている、堀越選手と高松選手のパリパラリンピック出場の壮行会を行いました。
3組の宿泊患者様にお祝いしていただきスタッフと全員で記念写真を撮りました!!
堀越選手はブラインドマラソン7位入賞、高松選手は100メートルに出場しましたが予選敗退でしたが、お二人とも全力で頑張ってくれたことは私たちに大きな勇気をいただきました!!
子供たちからはたくさんパワーをもらい、暑い夏も楽しく充実した診療が出来る事に感謝しています。
さて来週は夏休み最後のPVLのSくんとMSAのTさんの報告です。
お楽しみに~!!
前田京子
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