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春の養生
二十四節気では、立春(2/4頃)から立夏(5/6頃)までを春と言います。
実際の季節ではもう少し長く5月中というところでしょうか?
春は1年の始まりです。
冬の間に溜まったものを排出して1年のスタートを切る時期です。
春は入学や就職など、環境の変化も多く、ストレスが溜まりやすい時期で、自律神経が不安定になり、イライラしやすくなります。
そんな春にぜひ食べて頂きたい食物は、赤身の肉、柑橘類(八朔、甘夏、伊予柑など)です。
東洋医学では春は「肝」と密接な関係があります。
「肝」とは単なる肝臓だけではなく、気をスムースに巡らせたり、血液を貯蔵する機能や血液量の調節も含みます。
赤身の肉はまさに血を作る材料です。血は精神安定剤にもなりますので、おすすめです。
またストレス発散には、柑橘類、緑茶やハーブティー、セロリやみつば、パクチーなど香りのあるものが良いです。
また体を温めすぎるとイライラが増強しますので、辛い物の取りすぎには注意です。
3月初旬から4月初旬にかけては、冬に溜まった身体のいらないものを排出するのに、山菜の苦みがとても良い働きをします。
スーパーでも、ふきのとう、こごみ、タラの芽、などよく見かけましたよね。(もう少し早く投稿できたら良かったと反省です・・・)
「心の不調の9割は食事で治る」と溝口徹先生の著書もあります。
私も何年か前まではちょっとしたことでクヨクヨすることもありましたが、食事に気を付けるようになってからクヨクヨしなくなりました。
「私たちの身体は食べたもので出来ている」と亡き前田昌司会長(院長の父)は良く言っていて、無くなる3か月前までは何でもよく食べていました。声も大きく、落ちこんでいる会長先生を見たことなどありませんでした。本当に尊敬できる会長であり義父でした。
私のコラムを読んでくれる方が少しでも元気に毎日をお過ごしになるための情報をお届けできるように私も勉強していきますね。
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