京子の部屋へようこそ

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春の養生②

桜の花もあっという間に散り、急に気温も25度を超える日が続き、気温の変化に身体がついていくのも大変ですね。

先週は銀座針灸院の仕事に合わせて実家の熊谷にも行ってきました。

桜の花のピンクと菜の花の黄色のコンビネーションが見られる熊谷の桜は私にとって日本一の桜の風景です。

 

4月は、1年のスタートの時期です。

この時期は、冬に身体にたまった老廃物を排出する時期です。

たけのこや山菜(こごみ、ふき、ふきのとう、ぜんまい)せり、みつばなど、少し苦みのある食材が身体に溜まった老廃物

を排出してくれます。

小さい頃、春になるとおばあちゃんが良く作ってくれた事を思い出しながら「ふきと油揚げの煮物」を作ってみました。

昔の人は、今のようにインターネットなどの情報がなくても、親からの言い伝えなどで自然の調和がとれた食事をしていた

のですね。

 

 

 

そして春の養生でもう一つ大切な事は、肝臓に良い食材を摂る事です。

冬に活動量が少なかった身体が春の陽気と共に活動状態になると、精

神活動も活発になり、肝臓はフル回転しています。

肝臓は血液を貯蔵したり全身の血液量を調節したりする臓器です。

肝臓にたっぷりと血液がないと全身に巡る血液も少なくなります。

そんな肝臓に血液を貯める元となる食材は、赤みの肉や、魚(かつお、まぐろ)、レバー、なつめ、くこの実、ベリー類(ブ

ルーベリー、イチゴなど)などの赤い色の食品がお勧めです。緑黄色野菜も肝臓に良い食材です。

私たちの身体は食べたものから出来ていますので、毎日の食事を少し意識するだけで身体は変わってくるはずです。

日の出の時間も日に日に早くなって、私の起きる時間も自然と早くなっています。

昔から秋から冬は苦手で、春夏が好きでしたが、それは自然の法則を身体が知っていたのかもしれません。

春は冬にしっかりとため込んだ考えを行動に移せる時期です。

さあ、みなさんは何を始めますか?

私は、、、、

コラムを読んで下さった方はお声かけください。お教えいたします!!

副院長  前田京子

 

TEL.072-873-7171
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