京子の部屋へようこそ

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2リットルの水分は必要でしょうか?

昨日、関東、東北北部で梅雨明けとなりました。

今年は梅雨明け前から暑い日が続いていましたが、これからもっと暑くなるのでしょうか?

 

患者様の中に「水分を2リットル取りましょうと病院から言われている」と言っている方を見受けられます。

でも全ての人に2リットルという量を決めて良いでしょうか?

体格の良い人、細い人、外で仕事をする人、冷房の効いた室内でデスクワークの人、運動量の多い人、少ない人と体質と生活様式は人それぞれです。

ですので、全ての方に2リットルというのは違うと「食は薬なり」の著者薬剤師の須藤先生は言っています。

運動量の少ない、あまり汗もかかない人が2リットルの水分を取っていたら、その水分は尿や汗として出し切れません。

溜まった水分は胃や腸に長く溜まると胃炎、腸炎を引き起こします。

なかなか自分にあった水分量を決めるのは難しいと思いますが、ご自身の適量を飲まれるのが良いと須藤先生は言っています。

 

次に夏に汗をかいたときにこそ必要な「塩」の話です。

高血圧に塩分が良くないと言われていますが、その塩は「イオン交換膜法」によって作られた「塩化ナトリウム」の事です。

私がおススメする塩は「海の精」です。

夏のお昼のお弁当には、塩むすびと味噌汁、ぬか漬けをお勧めします。

昔の人の食生活を時々思い浮かべて、現代の「食べ過ぎ病」を改めなくてはなりません。

私自身気を付けたいと思います。

前田京子

※参考文献  食は薬なり 須藤朝代著

 

   

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