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2022冬の養生
今日から12月に入り、いよいよ冬の到来という感じですね。
暦の上では、立冬(11月上旬)~立春(2月上旬)までのおよそ3か月が冬の時期です。
1年でも寒さの厳しいこの季節は、東洋医学では「動物が冬眠するように、人間はエネルギーの
消費を抑えて、気血といった栄養成分を貯める」ことが冬の養生で大切と言われています。
冬に働きが弱る「腎」を補う食材は「黒い食材」です。
黒ゴマ、黒豆、黒米、海藻類(昆布、わかめ、ひじき)黒きくらげ、ごぼう、小豆などがおスス
メです。
これらの黒い食材に、身体を温める作用の食材のショウガ、ニンニク、ネギ、にら、人参、かぼち
ゃなどを合わせるとさらに効果的です。
☝この黒豆の写真は私が煮たものです。
豆の煮ものはコトコト炊くのが冬の養生には一番良いですが、圧力鍋で作ると簡単でおススメで
す。
前の日の夜に、煮汁に黒豆を浸しておいて、朝起きたら火をかけて、圧力鍋がシュシューっと言
ったら火を止めます。少しそのまま置いたほうが味が染みて美味しいです。
ちなみに私のおススメレシピは
黒豆 200グラム
水 1000CC
砂糖 100グラム
醤油 大さじ1
是非作ってみてくださいね。
生活面で大切なことは「冷えの侵入を防いで、身体を冷やさない」ことです。
風邪の入りやすい風門というツボが首の後ろにありますが、マフラーなどで首を冷やさないよう
にすること、お風呂もシャワーだけで済ませずに湯船につかって温まってくださいね。
また、適度な運動も体温を上げるので良いですね。
それともう一つ、「早寝遅起き&頑張らない」ことをお勧めします。
冬は気温が低いので、温かく過ごすにはエネルギーがたくさん必要になるので、無駄なエネルギ
ーを使わずにエネルギーを貯える事が、春を元気に迎えるのに大切です。
新しいことへのチャレンジもしっかりと自分の中で貯えて行動に移すのは春にしましょう。
12月は師走と言えども、のんびりと過ごしたいものです。(自分に言い聞かせています)
きっと素敵な春が迎えられることでしょう。
季節に合わせて、エントランスに寄せ植えを置いています。
今月は、葉牡丹(ベビースマイル)、ジュリアン(モンシュシュ)、プラチーナ、ビックベリー
です。
クリスマスもお正月もどちらも楽しめそうです!!
院の前を通りかかる方に植物の愛と癒しを与えられますように♡
前田京子
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