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4. 脳には無限の可能性がある!
2回目のコラムに、「一度ダメージを受けた脳の神経細胞が元に戻ることは二度となく、委縮した脳細胞を100%元に戻すことも難しいと言われている」という、これまでの定説だけを書きました。しかし、筑波大学名誉教授の村上和雄先生は、かねてより「傷ついた脳が自然に治ることはないという通説は誤りで脳神経細胞は環境に応じて再配線できる」と述べていらっしゃいます。
今日はこれについて書きたいと思います。
村上先生の記事や著書には、「傷ついた脳が自然に治ることはないという定説は誤りで、脳神経細胞は環境に応じて再配線できる」「傷ついた脳は、環境、運動、精神活動、社会的なつながりによって神経細胞の発展を促す」と書かれています。これは、「新脳針」療法の考え方と同じではないかと私は思っています。
当院の治療は、頭の外部から針刺激を与え、リセプター療法や動作法などによる運動も併用し、さらに治療中に患者様との会話で「気持ちを前向きにもっていただくことで脳神経のネットワークが広がる」ことを説明します。「新脳針」療法とは、それらの複合的な治療すべての結果として、脳の代償作用が働き、元気な脳神経細胞を更に元気にさせ、出来なかったことが出来るようになるだろう、という考えを基にした治療法です。
村上先生の記事ではさらに、脳を動かしているのは「自分の心であり意識」であり、ゆえに「脳は私たちができると思っていることしかできない、出来ないと考えていることは出来ない」と言っています。つまりは、何事にも前向きに考えて、「病気だから出来ない」という考えは捨てたほうが良いということです。
「慢性病は意識が作り出している。怒りや恨み、憎しみなどの感情を持つとそれが悪い遺伝子を活発にしてしまい、ガンや心臓病などの原因となる炎症を起こす。一方、喜びや愛、他人の成功を喜ぶという感情を持つと良い遺伝子が活発になり、体は病気にかかりにくくなって、肉体年齢も若返る」という事です。
病気にもなりにくく、しかも若返るとなれば考え方を変えるしかないですよね。他人は変えることは容易ではありませんが、自分は変えられると思います。
当院のスタッフは皆、元気で明るく、常に考え方が前向きです!!それは会長から引き継いだこの考え方を実践しているからです。
それでは、会長の著書「驚異の新脳針」にも掲載している「強い運勢を勝ちとる前田術十五ケ条」を以下に掲載します。
①すべてのものごとをプラスイメージで発想する。
②過ぎ去ったマイナスの出来事にこだわらない。
③相手の立場に立って考え、人に完全や完璧を求めない。
④相手に何かをしてあげるとき、その人から見返りを求めない。
⑤犠牲をはらうことをいとわず、奉仕し、前向きに物事を進める。
⑥いつも質素を心がけ、ぜいたくをしない。
⑦自分勝手な自我や執着心を持たず、自分中心にならない。
⑧いつも周囲の幸福を考える。
⑨好き嫌いや損得で人とつきあわない。
⑩なんでも不思議に思い、探求心を燃やす。
⑪いつも腰を低く、相手の長所を褒め、自ら己惚れない。
⑫側にいるだけで安らぐような人格を身につける事を心がける。
⑬毎朝「今日もいっぱい人を許そう」と自分に誓う。
⑭自分に宿った病気をも許し、治療を信じ、体力増強に励み、時期を待つ。
⑮今日の世を築いた先人に心から感謝し、高齢者にはあたたかく接する。
※引用:①村上和雄著書「幸せになる遺伝子の使い方」より
②産経ニュースhttp://www.sankei.com/smp/column/news/140926/clm1409260001-s.html筑波大学名誉教授・村上和雄「【正論】脳は生涯にわたり発達し続ける」より
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