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スパイスカレー講座を開催しました
昨日は、スパイスカレー講座を開催しました。
講師には、スパイス研究家(つくりびとICHICO)の西田位知子先生にお越しいただきました。
今回、スパイスカレー講座を開催したのは、3年前から脊髄小脳変性症(SCD)の治療で定期的に宿泊治療にお越しいただいているHさんが、来年ご主人とカレー屋さんを始めるとの事で、私も勉強している四季薬膳を取り入れたカレーもメニュー作りの参考になればと講座の開提案すると、受講してみたいとの事で開催となりました。(別途、参加費が必要です)
受講者は、Hさん、当院ベテラン受付の川﨑さん(勤続17年!ありがたきパートさん♡)、当院事務(勤続15年、去年まで受付でしたが現在は総務担当)の大本さん、そして私の4人が参加しました。
最初は座学でスパイスの話や、作り方の説明を聞きました。
日本人にはスパイスというと、胡椒や唐辛子くらいしか馴染みがなかったですが、最近はスパイスに消化促進やいろいろな効能があることが広まってきて、スパイスカレーのお店も以前より増えてきた感じがします。
スパイスカレーは薬膳的には、身体を温め、体内の水分を排出する作用があるので梅雨の時期にはとても良いメニューと言えるそうです。またスパイスは気の発散にもなるので、頑張りすぎて気の滞りのある方にはお勧めです!!
秋ということで、たっぷりきのこのスパイスカレーを教えていただきました。
きのこは秋が旬でもありますが、食物繊維をとるうえでは、一年中取りたい食材です。
本日のメニュー
・たっぷりきのこのスパイスカレー
・にんじんのクミン炒め
・レンコンのサブジ(インドでは蒸し煮をサブジというそうです)
・カチュンバル風サラダ(野菜をスパイスで和えたサラダで、具材はキュウリ、トマトを入れて最近の暑さで身体を冷やす効果のあるものにしたとのことです)
Hさんのように家族とともにご病気を受け入れて前に進むことは非常に難しいことと思います。Hさんの涙もこの3年間に何度となく見てきましたので、ご主人とお店を始めると聞いた時には私たちも何か後押しができないかと、今回の講座の企画となりました。
これからも、患者様とそのご家族の笑顔のために、私たちは患者様のお気持ちに寄り添い力になれたらと思います。
本日の講師の西田位知子先生、ありがとうございました。
またご希望があればこのような企画をしていきたいと思います。
副院長 前田京子
西田先生のご紹介はこちら→
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