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梅雨の養生について
5月にクーラーで冷やしたことがきっかけで腰痛が悪化してしまいました。
鍼治療と家では温熱器でお腹と腰を良く温め、昼間は腰にカイロを貼っていましたが暑く感じないほど身体が冷えていました。これから夏に向かうと、クーラーに冷たい飲食物には気を付けないとなりませんね。
さて今回は梅雨の養生について書いてみます。
梅雨の特徴は「湿気」(東洋医学では湿邪と言います)です。
なんといっても大切なのは「冷たい飲食物の取り過ぎに注意!!」です。
蒸し暑いのでついついのど越しの良い冷たい飲み物や食べ物を取りがちですが、冷たい飲食物は胃腸を冷やしてしまいます。
身体の湿気を取る食材は
①豆類(小豆、大豆黒豆、そら豆、枝豆、納豆、インゲン豆など)
②瓜類(きゅうり、冬瓜、かぼちゃなど)
私は梅雨の時期に小豆茶を水筒に入れて持っています。
枝豆も出てきましたので食べたいですが、冷たいビールの飲み過ぎには注意しましょう!!
胃腸に優しい甘みの食材を取ることも大切です。
これはスイーツの砂糖の甘みではなく自然の甘みで取りましょう。
具体的には
①イモ類(じゃがいも、サツマイモ)
②キノコ類(しいたけ、えのき、エリンギ、シメジなど)
③きゃべつ、とうもろこし、かぼちゃ、チンゲン菜
④白身の魚(たら、ヒラメ、太刀魚、すずきなど)
最後に気の巡りを良くする食材を取ることも大切です。
薬味(ネギ、しょうが、みょうが、紫蘇、山椒など)やスパイスで気の巡りを良くしましょう。
梅雨の時期、スパイスカレーは身体に良いようです。(なかなか自分で作るのは大変ですが、、、)
身体の冷えに気付かないことも多いです。
温熱療法は冬も大切ですが、夏のクーラー病の改善にもお勧めです。(今回実感です!)
頭痛、身体がだるい、食欲がない、足元が冷える、むくむなどの症状は湿邪の症状です。
温熱療法を受けた事がない方は是非受けてみてくださいね。
そして食養生も大切にしてくださいね。
前田京子
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