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「天気痛」って知ってますか?
台風14号による大きな被害もなく良かったですね。
今年はもう少し台風が来るかもしれませんが、
台風シーズンは気温の差も激しいですね。
そんな中、「天気痛」って知ってますか?
雨が降る前に体の調子が崩れる“アレ”です。
よくある症状として、
・頭痛
・めまい
・気分の落ち込み
・吐き気
・倦怠感
・古傷の痛み
・神経痛
・関節痛 など
を感じる人が増えてきているようです。
日本には約1000万人を超える人が「天気痛」に悩んでいるようです。
「天気痛専門外来」のある病院もできています。
その原因となるのは、気圧の変化による不調。
気圧の変化は耳の奥にある内耳がセンサーとなっていて、
急な気圧の変化は、自律神経のバランスを乱します。
内耳が敏感な人ほど「天気痛」は出やすくなります。
では、その予防法です。
針灸治療では、
「風池穴」(少し上を向いた時背骨から上がって指が止まるくぼみと耳の下を結んだ中間点)
「角孫穴」(耳の上の髪の生え際)
「内関穴」(内側の手首から指3本分)
などを中心に治療します。
ご自身での予防は上記のツボ指圧や、
耳のマッサージが効果的。
耳のマッサージの方法は、
両耳を軽くつまみ、やさしく上・下・横を5秒ずつ引っ張ります。
耳を引っ張りながら後ろに5回まわします。
耳を包むように折り曲げて5秒間キープします。
耳全体を手の平で覆い、ゆっくり円を描くように5回マッサージします。
朝・昼・晩の3回などと、決めて取り組んでみてください。
自律神経の働きを乱さないためにも、
規則正しく生活して、
食事と睡眠をしっかりとりましょう。
寝る前の携帯電話を見るのも控えめにしたいですね。
鍼灸師 神先崇