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コロナ対策に、オイルプリングで免疫アップ?!
残暑も厳しいですね。
熱中症にも気をつけながら、コロナにかからないように気をつけないといけませんね。
少し前にどこかの知事がうがい薬で対策になる?なんて話もありましたね…
うがいは大事だと私は思います。
それはなぜか?
私たちの口の中には、500種類を超える細菌が存在し、
歯磨きなどケアしないと1兆を超えるくらいに増え、
さまざまな疾患の原因になっているといいます。
さらには、ウイルスや微生物、真菌も生息し新種がたえず発見されており、
詳しく調査されているのはそのごく一部にすぎないそうです。
「すべての病気は口の中から」といわれますが、
口中を清潔にすることで、
・糖尿病・アレルギー・月経前症候群・胃潰瘍・ニキビ
・関節痛・片頭痛・腰痛・便秘・慢性疲労・不眠症等々、
あらゆる症状が予防、改善できるともいいます。
市販のマウスウォッシュだと、口内細菌を善玉、悪玉の区別なく根こそぎ殺菌してしまいます。
すると口内が無防備になってしまい、かえって口臭などの原因菌が繁殖しやすくなったりします。
そこでご紹介したいのが、「オイルプリング」です。
オイルプリングとは、インドの伝統医学・アーユルヴェーダの中の自然療法を起源とする
「オイルで口をすすぐ」健康法のこと。
プリング(pulling)には「引きはがす、引っ張り出す」という意味があります。
口内細菌をオイルで「引きはがす、引っ張り出す」ことで、
今まで口内細菌の撃退に使われていた免疫機能の負担が減り、
その分他の不調の撃退に力を入れることができます。
つまり、
「免疫力が高まることにより様々な疾患の改善につながる」
という理論です。
口に入れたオイルが私たちの健康を回復するのではなく、
免疫力の上がった体が健康を回復するという仕組みです。
コロナウイルスの感染予防にもつながるかもしれませんね。
オイルプリングは、美容効果も期待できます。
・口をしっかり動かすため顔の筋肉が鍛えられ、リフトアップにつながる。
・顔の輪郭がシャープになり、肌色がよくなる
・歯のくすみがとれる
・口臭がなくなる
・歯ぐきがピンク色になる
では、オイルプリングのやり方です。
1.水をひと口飲んで、唾液を出しやすくしておく。
2.大きめスプーン1さじのオイルを口に入れる。
(慣れるまでは少なめをお勧めします)
3.全体にゆきわたらせたら、マウスウォッシュの要領で15〜20分間ゆっくりくちゅくちゅする。
(時間は長いほど効果的ですが、無理せず継続を心掛けましょう)
4.オイルをティッシュなどに吐き出す。
(排水溝でオイルが固まるため洗面台などに吐き出さず、飲み込まず、ごみとして捨てましょう)
使うオイルですが、天然のものをお好みで。
アーユルヴェーダでは「ごま油」を使ってオイルプリングを行いますが、
はじめての方には、抗菌作用の高いラウリン酸を多く含む
「ココナッツオイル」がお勧めです。
・白ごま油・オリーブオイル・ひまわり油
・グレープシードオイル・アマニ油など、
オイルは種類により特性があり、体質や好みの相性もあるようです。
いろいろ比べてみるのも楽しいですね。
私は自宅にあったオリーブオイルで始めました。
特に回数を決められていませんので、1日に何回でもできます。
口内細菌が一番多いと言われる、朝一番(起きてすぐ)に行うのが最も効果的です。
または食事前などの空腹時です。
終了後は塩水で軽く口をすすぐと、スッキリします。
最初の頃は、口の中でオイルを動かすのに慣れてなくて、
思っていたよりも唾液がたくさん出てきて口からこぼれたりしました。
終わった後のオリーブオイルの風味にまだ慣れていませんが、
「健康になっている!」と思っています。
そろそろ風味の良いココナッツオイルを買いに行こうかな^^
免疫力アップの方法に一つに、あなたも始めてみませんか?
鍼灸師 神先崇