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あなたなら、こんな質問になんて答えますか?「膝が痛むんですが、歩いた方がいいですか?」

「歩くと膝が痛むんです。でも・・・歩いた方がいいんでしょうか?」

「腕を上げると肩が痛むんですが、動かした方がいいんでしょうか?」

と、いった質問を患者さんからよく頂きます。

あなたならどうしますか?

無理して動かして、悪化したらイヤだし・・・、かと言って、このままずっと安静にしててもいいの?

どっちが正解なんでしょう?

そんな疑問にお答えするために、今回のブログを書かせて頂きました。書くのは私、前田針灸接骨院で指頭感覚法、動作改善法、最近ではレセプター療法も担当させて頂いております、裏戸 雅行です。

結論から言うと『動けるなら動かした方がイイ』です。

なぜか?

基本、人の体は動かさないと硬くなって、ドンドン動かなくなっていきます。これは人であれば、誰しもがそうです。

わかりやすい例で言うと・・・

骨折した時がそうですよね。骨折してある一定期間ギプス固定をすると関節は固まって、動かなくなります。骨がくっついて、ギプスが外れても思うように動きません。

あなたの周りにも、そんな方いらっしゃいませんでしたか?『アレ』と同じことが起こります。

だから、動けるなら動かした方がいいです。

● 肩の場合、肩関節は可動域が広いため、その可動域が狭くなるだけで生活に支障をきたします。かばい過ぎて、まったく動かさないとドンドン可動域は狭くなってしまいます。

いわゆる四十肩、五十肩です。そうなると、どうしても症状の改善に時間がかかります。

● 膝の場合、関節の中には関節液があって、膝の軟骨(半月板)は膝の関節に荷重が加わった時に、スポンジのように関節液を吸収・排出して栄養されています。そのため、歩かないと(荷重が加わらないと)膝の軟骨は栄養されません。栄養されない軟骨はその分、変性が進んでしまいます。

だから『歩いてください』とお伝えしています。

ただし! いくら「動かしてください。」と、お伝えしても悪化しては元も子もありません。

一つ注意点があります。

それは運動強度と運動時間です。何度も言うように、やり過ぎて悪化しては本末転倒。

だから、こうアドバイスさせてください。『痛みを我慢して無理に動かす必要はありません。痛みが出ない範囲で動かしましょう。』と。

長く歩くと痛みが出るようなら、1回に歩く時間を分散して、小分けにしてみて下さい。1日1回、30分~40分、歩いて痛みが出るようなら、1日2回、15分~20分にするとかです。

肩の場合も『これ以上、腕を上げたら痛む』まで動かさずに、痛みが出ない範囲でしっかり動かしてください。この辺のさじ加減は個人差があります。ぜひ、微調整してみて下さい。

色々やっても改善がみられないなら、それはもう、個人で、どうこうできるレベルではないでしょう。専門的な施術が必要です。

ぜひ、当院の施術をご予約下さい。適切なアドバイスと共に、あなたのお困りの症状を改善へと導きます。

ご予約は、こちら

我慢しすぎないように!

まだまだ、あなたを頼りにしている方がいるんですからね。

 

指頭感覚法・動作改善法 担当:裏戸 雅行

 

追伸:「こんな時は、どうすればいいの?」という疑問がありましたら、遠慮なく施術中にでも質問してください。お答えさせて頂きます。よりよい道筋を一緒に作っていきましょう! 快適な毎日へ向けて♪