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てんかん症状に大麻?!

先日、サッカーU-24代表がスペインU‐24代表と引き分けた試合を見て、

オリンピックのサッカーが楽しみになっている神先です。

 

さて、今回は一冊の本のご紹介です。

「お医者さんがする大麻とCBDの話」著:正高佑志

 

「大麻」と聞くと悪いイメージを抱くことが多いと思います。

同じ「大麻」でも「医療大麻」が注目を浴びています。

「医療大麻」とは、医療用に使用される大麻のこと。

大麻には70種類以上の成分が含まれており、

大麻に含まれているTHC(テトラヒドロカンナビノール)や

CBD(カンナビジオール)などの成分が、治療効果をもたらします。

海外では北米を中心に大麻の再評価が進んでいます。

大麻に含まれる成分、カンナビノイドから製造される医薬品はG7諸国において、

日本のみ承認されていなかったくらいです。

そんなこともあってなのか、

日本において大麻のあり方を規制してきた大麻取締法が、

70年以上の時を経て初めて大幅に改正されるそうです。

 

では、どのような効果があるのでしょう?

鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制

など、ものすごくいろんな効果があるそうです。

モルヒネなどの強力な鎮痛薬やイブプロフェンなどの

抗炎症剤が効かないような疼痛にたいして大麻が有効であるとも言います。

 

病名としては、がん、アルツハイマー、うつ病、不眠症、

てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、

筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、

約250もの病気に大麻は効果があるとされています。

 

今回はてんかんの患者様からこの本を紹介していただきました。

少しづつCBD(医療大麻)のお話を聞くことが増えています。

この患者様もCBDオイルを使っていて効果を感じているお一人です。

 

「医療大麻」にはいろんな意見があると思います。

興味をお持ちの方は一度手に取って読んでみて下さい。