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ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブルALEPHの大阪公演にご招待頂きました!
こんにちは
大阪本院 プログラム担当の太田です。
昨年よりフォーカルジストニアで来院されているドイツ国籍のピアニストの患者様が所属する
ドイツ発祥の運動芸術、 【ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブル ALEPH】の初来日・大阪公演に招待いただき
スタッフ一同で行って参りました!
私自身、オイリュトミーというものがどういったものなのかあまり知りませんでした。ですので事前に簡単な知識を入れて
公演を見に行きました。その知識を簡単に皆さんにも共有しますね
【オイリュトミー】とは…
・1911年にドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナーによって創設された運動芸術、教育法
・音楽や言葉、詩などの音に合わせて音の一つ一つをからだ全体を用いて表現する
・オイリュトミーにはいくつかの種類がある
〈言語オイリュトミー〉
言葉の持つ意味や響きを聞き取りそして理解をし、身体全体を使って表現する。音節一つ一つに没入し、その音が持っている「質」を表現する。
〈音楽オイリュトミー〉
音楽の旋律や響きを感じ取り、身体で表現する。
〈治療オイリュトミー〉
その人の病状に合わせた音の動きを選び、本来の生命力を強めます。そして、自然治癒力を使い健康の力を取り戻すように働きかける。
オイリュトミー療法は、精神科、神経の変性疾患、変性・急性の呼吸器・心臓・循環器系の疾患、代謝の疾患など幅広く使われている。
これらをふまえて私が思ったことはこのオイリュトミーというものは見る人、年齢、性別によって受け取り方や感じ方が異なるんだろうなと思いました。
その人の感受性や健康状態によっても変わると思いました。実際に私は3つ楽しめました。
1つはオイリュトミーという一つの作品、2つめはピアノの音が主体となって身体の自然な流れ、動きを引き出しているように見えて面白いと思いました。
3つめは逆に身体の動きが主体となって音楽を導いているような一音一音の価値を高めているようにも感じました!
また次にみるときは感じ方が変わっているかもしれませんね。
自然治癒力を高めるという点では東洋医学と近しいものがあると感じました!素晴らしい公演にご招待いただけたことを心から感謝申し上げます。
今後のご活躍を祈っております。
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