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夏バテ予防にスイカ(西瓜)はいかがですいか(#^^#)
最高気温も猛暑日を記録することが多くなりましたね。
熱中症に気を付けながら、元気に夏を楽しみましょう!
夏を楽しむ、と言えば・・・お祭り
3年ぶりにお祭りをされているところも増えました。
昔は夏祭りなどで、目隠しして「スイカ割り」を楽しんだ人も多いのではないでしょうか?
今日はそんな「スイカ(西瓜)」のお話です。
スイカの90%は水分ですがのこり10%には果糖、ブドウ糖のほか、
シトルリンなどの数種類のアミノ酸、カリウム、リン、鉄分などのミネラル、ビタミンC ・Bなどが含まれます。
さらに、抗酸化作用が強いリコピンやβ-カロテンも含まれているため、美容にも良いと言えるでしょう。
そして普段捨ててしまうことの多い種や皮は、実は栄養が含まれていることもポイントです。
スイカの皮は昔から「西瓜翠衣(セイカスイイ)」という漢方薬で、
強い利尿作用を持ったシトルリンが皮の方に多く含まれているので、
日干しして保存すれば季節を問わず強い利尿効果や熱を収める効能を発揮できます。
スイカの皮を煎じて飲むと口内炎にも効果あります。
シトルリンは、尿成分を作るのに必要なアミノ酸の一種です。
血流を改善する働きがあり、動脈硬化を予防する働きが期待できます。
さらに利尿作用もあるため、高血圧やむくみ防止にも効果的です。
ただしスイカはカリウムが多いので、
腎臓の機能が弱っている方は過剰摂取を控えるようにしてください。
東洋医学的効能は、
清熱解暑・・・暑気でこもった熱を収める
除煩止渇・・・イライラと喉の渇きを改善
利尿・・・強い利尿作用 です。
スイカの属性は「寒性」で気を下ろし、
気の上がった顔が赤い「肝陽亢盛」の高血圧のある方にはとても良いです。
しかし、胃腸を冷やしやすいので、胃腸の弱い「気血両虚」「小児」「高齢者」の方は控えめに。
スイカに含まれる果糖は7~15℃で甘みを増すので、
昔のように井戸や川で冷やすくらいがちょうど10℃くらいになっていたようです。
今は冷蔵庫で4℃くらいまで冷えるので、体をも冷やしすぎるます。
冷蔵庫から出して少し室温にさらしてから食べるのがおすすめです。
夏バテしないように、
食事、運動、入浴、睡眠に
ひと工夫していきましょう。
おすすめの夏バテ対策あれば教えてくださいね
大阪本院 前田針灸接骨院
鍼灸師 神先