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姿勢が歪む原因の1つは『これ!』
あなたはこれらの問題のうち、どれを解消したいですか?
姿勢が歪む原因の1つは『これ』です。
- わかっていても気づけば、背中が丸く猫背になっている。
- 座っていてもすぐに足を組みたくなるし、立ち上がる時には、ついつい『どっこいしょ』と言ってしまう。
- 知らず知らずのうちに、肩や腰をトントンと叩いてしまうくらい慢性的な肩こり・腰痛を抱えている。
こういった症状に、あなたもお心当たりありませんか?
きっと、このような症状と長いお付き合いをされている方も多いと思います。
なぜ、このような症状は改善が難しいのでしょう?
なぜ、姿勢のゆがみや慢性的な肩こり・腰痛は、なかなか無くならないのでしょう?
- 毎朝、「アイタタタァァ・・・」と言って、憂鬱な気分で起き上がるよりも、『パッ』とスッキリした気分でベッドから起き上がりたいですよね。
- 肩や腰の痛みで邪魔されることなく、PC作業をサクサクこなしたいですよね。
- イライラや体のダルさで、あなた自身がいっぱいいっぱいだと、お子さんに笑顔で接することもできないですよね。
本日は、そんな方のために、このブログを書こうと考えました。姿勢の歪みや慢性の肩こり・腰痛の原因の1つをお伝えします。あまり一般的には知られていない事実も含めてお伝えするので、ぜひ最後までお付き合いください。
一般的に姿勢の歪みや肩こり・腰痛の原因と言えば・・・
- 「カバンをいつも左肩にかけているから?」⇒ 確かにそれは影響しますね。
- 「パソコン・スマホばかりしているから?」⇒ そうかもしれません。
- 「体幹が弱いから?」⇒ それもあります。
ですが、これらは言うなれば『表面的な原因』です。実はその裏に『隠された原因』が存在しています。これこそが大きな問題です。
この『隠れた原因』があるために・・・
- なかなか姿勢は改善しません。
- 治療しても、すぐに元に戻ってしまいます。
- 悪い姿勢も癖づいてしまいます。
その隠れた原因とは!
『地球の重力』です!
『はぁ~?』って思うかもしれませんが、続きを聞いてください。
地球には重力があるために、私たちの体には今、この時、この瞬間も『ある法則』が働きます。例外はありません。地球上にいる全世界の人に平等に働いているシンプルな法則です。
その法則とは・・・具体例を挙げた方がわかりやすいと思います。イメージしてみてください。
歩いている時、左足を踏み出すと右手が自然と振れますよね?
この動きの連動性のもとになっている法則です。この法則を『角運動量保存の法則』と言います。高校の物理で習うもので、『回旋運動(角運動とも言う)』に関する法則です。
左足を踏み出し時、骨盤は右回旋し、それに対して上半身は、左回旋して右腕を振り出します。この一連の流れ、骨盤の右回旋に対して、上半身が左回旋することで、互いに回旋運動を打ち消しています。この回旋運動の打ち消しあいがあるからこそ、歩く時に体が真正面を向いていられます。
もし、歩く時に左右逆の手足の振り出しがなければ、足の踏み出しに応じいて体全体で右向いたり、左向いたりすることになります。歩行の効率が悪い運動だけじゃなく、膝や足首の関節への負担が大きくなってしまいます。
ですが、ここに姿勢改善のヒントがあります。
なぜなら、姿勢が崩れて症状が現れる原因は、離れた部位が原因である可能性も十分にあるからです。
上半身に症状があるとして、その原因が下半身の崩れである可能性も十分にあります。上半身に負担がかかるのも、下半身の崩れをかばった動きになっている可能性もあります。症状のある患部だけをケアしても、なかなか良くならない理由がこれです。
では、どうすればいいのでしょう?
結局のところ、体はつながっています。皮膚は全身を覆ていますし、指先の細かな血管も最終的には心臓につながります。足先の感覚をつかさどる神経も、行きつく先は脳です。
全てつながっていて、お互いに影響しあっているので、体の一部分だけを原因と考えるのは、そもそも無理な話なのかもしれません。だから、全身をケアすることが大事になってきます。
オススメは『金魚運動』です。
症状のある患部をケアしていただいた後、それで終わるのではなく、せっかくケアした患部とその周りが、なじむように金魚運動していただいた方が、ケアの効果も持続するでしょう。
もちろん、金魚運動だけでも効果は見込めます。私も腰に疲れがたまってダルさを感じる時や朝、体が固まって起きるのがしんどい時は体をほぐすためによくやります。
5分~10分ほど、ボケ~と何にも考えないで、ただユラユラ体を揺らしています。イメージは『ヘビ』です。全身が波打つように揺れてみてください。
夜、寝る前にやれば、体がほぐれてリラックスできるでしょう。朝、起きる時にやれば、体がほぐれて1日を乗り切る足掛かりにもなります。私はうつ伏せでやっていますが、仰向きでもOKです。ぜひ、一度お試しください。
もし、それでも症状の改善が見られないようでしたら、あなたは、きっと施術が必要な状態でしょう。一度当院を受診いただくことをおススメします。
薬やシップを患部に貼るだけでは、体を整えることはできません。単なる患部のマッサージだと効果が出にくいことは、もうご存じですよね?
より早く、改善していただくためには上半身と下半身のつながりを意識したケアが大事になってきます。快適な目覚めとともに、仕事もバリバリこなして頂き、お子さんとの時間も大切にできる生活。
そんな理想的な生活を取り戻しましょう!
指頭感覚法・動作改善法 担当:裏戸 雅行