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思い出、振り返り、障がい者スキー教室

 第42回 大阪市障がい者スキー教室

平成28年1月28日(木)~2月1日(月)
長野県飯山市 北竜温泉スキー場

前田為康(院長)
高橋愛美(鍼灸科)
新居裕也 (トゥモローランド)の3人が参加しました。

 

このスキー教室は今年で42回目1974年(昭和49年) に(故)三笠宮寬仁親王が雪の降らない大阪の方々へもスキーの体験をさせてやりたいとの熱い思いから、大阪市への
お声かけより発足した歴史あるスキー教室です。

そして今年もスポーツ交流スキー姉妹都市の長野県飯山市の協力を得て、同市にある北竜湖スキー場で、第42回大阪市障害者スキー教室を開催されました。
教室では、それぞれの障害に応じてアルペンスキーやクロスカントリースキー(雪山体験)の指導をおこない、スキーを楽しみながら技術の向上を図るとともに、スキーを通して、仲間づくり、自然とのふれあいを体験します。
障がいのある人が雪山の大自然の中で、楽しみながらスキー技術の向上や仲間づくりを図り、活動の中で意欲や自信を養うことで、健康の維持増進や社会参加のきっかけとすることを目的に開催しているのです。

私はこのスキー教室に今年で20年指導に当たってきました。
平成8年に全日本スキー連盟準指導員を取得した翌年の平成9年から
となります。

この教室は私のパラスポーツの原点、そして難病治療に取り組むきっかけともなり、
まさに現在の私の仕事スタイルに繋がった原点なのです。

『失った物を数えるな! 残されたものを最大限に生かせ!』
この言葉を初めて聞いたのも、この教室でした。

そしていろいろな感覚を取り入れた運動療法である、『リセプター療法』も
『滑れない人を滑らせる』からのヒントとして生まれた療法に違いはありません。

私の人生体験の中で、宝物のように大切にしている行事の一つです。

 毎年、この体験を当院のスタッフにも経験してほしいと、研修として連れて行きます。 
今年は、
鍼灸師の高橋愛美先生、
トゥモローランドの 保育士 新居裕也先生でした。 
二人とも積極的に指導してくれてました、また受講生から学んだ収穫は数えきれないほどだと思います。

この体験を仕事に生かし、更に難病で病を抱える患者様に生きる元気を与えてほしいと思います。 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の愛車、『赤いモービルくん』
これに乗って各班を見回有ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院の患者様
植木さんご夫婦です。このスキー教室も6回目、
片麻痺ですが上手に滑ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北竜湖館のご好意により、餅つき大会
美味しくいただきました。 

 

 

 

 

 

北竜湖をバックに
高橋愛美先生、
新居裕也先生とスリーショット 

 

 

 


大阪市立大学医学部整形外科医の馬野先生と。

 

 

                  当院の患者さんたちもスキー教室に参加しました(^_^)/

 

 

 

 

朝は体育館で準備体操からスタートです。怪我の無いようにしっかりと行います。

 

 

 

この様にリングを使っての指導もあります。色々な工夫がありますネ。

 

 

 

 

 

高橋愛美先生の指導風景です。スキーは久しぶりとの事ですがとても上手く行ってくれていました。

 

 

 

こちらはチェアスキーの班です。色々な方々がスキーを楽しんでくれています。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪府スキー連盟指導員の皆さんとの一枚です。