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本日のオススメ本「ムーミン谷の仲間たち」(トーベヤンソン)

こんにちは。本日のオススメ本は、とっても有名な北欧生まれのの人気者キャラクター“ムーミン”の小説です。

ムーミンそのものは何十年たっても定番の人気者、そこやかしこでグッズが売られ、テーマパークもできて、盛況しているようですが、これがもともと小説だ、ということを知らない方も実は多いようです。

私は、前回のブログの中で書かせていただいた「幼少時の図書館通い」の中で手に取った小説のほうがムーミンを知った最初で、当時は周りにムーミンの話しをしてもあまりわかってもらえないことも多かったくらいなので(田舎だったので地域性もあるかもしれません)のちにこんなにも誰もが知る人気者になるとは逆に思っていませんでした。

私の記憶の中では、ハードカバーで、表紙の色はくすんだような青一色に、線画でムーミンたちが描かれているもので、そこそこ分厚い本でした。

表紙のイラストからてっきりカバの話だと思って読み始めると、カバではなく、ムーミントロールという妖精らしく、当時私にとっての妖精というのはピーターパンに出てくるティンカーベルのような、羽根があって小さく美しいもの、という認識でしたので、

「こんな羽根もなく不格好(失礼)な妖精もいるんだなぁ」と驚きましたが、話がとても面白く夢にあふれていてすぐに夢中になり、9冊を読み終わるころ図書館の人に「これの続きは出るのか」と聞くと、

「作者がもう亡くなったから・・弟が引き継いだみたいだけど、続きがでるかはわからない」と言われ、とても切なくなったのを覚えています。

 

白くて丸々として、大きな鼻をもつムーミン一家が物語の主人公。好奇心旺盛なムーミントロール。
心優しくみんなに愛される一人っ子ムーミン、冒険家で小説家のムーミンパパ、おおらかで愛情深いムーミンママの3人が、個性的な友人たちと

楽しい冒険を繰り広げる、とっても愛おしいムーミン谷の仲間たちの生活を、ぜひ活字の世界からものぞいてみてください。

前田針灸接骨院 大阪本院 ばんどう