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特に印象に残っている一症例(鍼灸師:神先)
今年はコロナ禍で自粛のGWとなりますが、
気持ちまで病むことが無いように、
楽しむ気持ちで、笑顔で過ごしましょう\(^o^)/
今回は、今までの治療の中で、特に印象に残っている一症例を書いてみます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
さて、私(神先)が印象に残っている患者様は、
まだ担当しだして間もない頃の患者様のお話です。
小学校の先生でとても活発的な50代の女性。
何度も繰り返す腰痛で心を病んでしまい行動力が低下し、休職を余儀なくされました。
日常生活の中で繰り返す腰痛で「またなってしまったらどうしよう」と不安が募り、
立ち上がることも怖くなっていました。
針治療で筋肉的な緊張も減って腰の痛みも減ったのですが、
どうしても不安で教科書などの重い物を持つことも怖くなってしまいました。
そんな中、
「不安ばかりを考えても未来は分からないことだから、
楽しく動いている姿を想像してみてください」
と伝えることで、その患者様の行動が変わってきました。
針治療で筋肉的な負担を減らせたとしても、
心の負担を減らす事は、言葉がけがとても大切だと感じた患者様です。
最近ではインターネットで自分の症状を調べては、
不安が膨らんでしまい行動が制限されてしまう患者様が増えているように感じます。
今では、現状をしっかりと伝え、不安を減らし、前向きな未来を想像できるように、
「愛ある治療」を心がけています(*^。^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
鍼灸師 神先崇