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首・肩のコリをほぐし、スッキリしたい。そんなあなたは、こんな2つのアプローチが必要です。
お風呂でお湯につかり、ゆっくりとリラックスしたはずなのに・・・ 朝、起きるといつもの首、 肩のダルさが戻っている。
マッサージを受けて首、肩のコリをほぐしてもらったはずなのに・・・ 2,3時間後にはまた、ダルさが戻ってくる。
湿布を貼って寝たにもかかわらず・・・ 朝起きても痛みやダルさがとれない。
あなたもこのような経験をお持ちのことでしょう。
確かに、お風呂でゆっくりと温めたり、マッサージを受けたり、湿布を貼ることは、首や肩の症状を改善するために有効です。
しかし、それだけでは一時的な効果はあっても、すぐに元の状態に戻ってしまうでしょう。朝の寝起きもスッキリせず、頭がボーっとする。朝からイライラしてしまい、子どもやダンナに、きつく当たってしまう。出勤するのも億劫なんてことにもなりかねません。
では、なぜ効果が持続しないのでしょう? それを今から説明させて頂きます。
コリ固まった身体を作る主な原因は、2つあります。
コリ固まった身体を作る原因 ①は・・・
筋肉がうまく伸び縮みできない状態であること。この原因は2つあります。1つは神経の走行上のトラブル。もう1つは血流の問題です。
コリ固まった身体を作る原因 ②は・・・
筋肉が伸び縮みできない状態が長く続くと、筋肉以外の組織も柔軟性を失って動かなくなるためです。この原因を具体的に言うと、骨折してギプス固定した後の ” 動かない関節 ” です。
今回は、筋肉が上手く伸び縮みできない原因の1つである”血流”について詳しく見てみましょう。あなたも血流が大事だということは、良くご存じのことでしょう。では、なぜ大事なのでしょう?
実は、筋肉は ”緩むにもエネルギーが必要なんです”
筋肉が働くためにエネルギーが必要なのは、イメージできると思いますが、実は筋肉が緩むにもエネルギーが必要なんです。
エネルギーは、細胞でつくられます。
ですが・・・ 細胞がエネルギーを作るためには、消化吸収された栄養素や身体の蓄えを分解して細胞に届けなければなりません。この細胞に栄養を送り届けるのが血液です。この血液の流れが滞ると細胞でエネルギーが作られず、筋肉もゆるめなくなってしまうのです。
じゃあ・・・ なぜ、そんな大事な血流が制限されてしまうのでしょう?ポイントは2つあります。
1つは、前回、お伝えさせて頂いた神経の走行上のトラブルにより、血管が収縮してしまうからです。
栄養素を豊富に含んだ血液を送るのが動脈です。動脈には筋肉が取り巻いています。この血管の筋肉も神経により調整されています。神経の走行上のトラブルが起きると動脈を取り巻く筋肉が収縮してしまい、血流が制限されてしまいます。
もう1つは、血管の圧迫が原因でおこる”うっ血”です。
先程、お話した動脈は筋肉があるため、ある程度の圧迫にも耐えれます。ですが、静脈には筋肉がほぼなく、圧迫に非常に弱い構造をしています。ちなみに静脈は、栄養素を送り届けた後、細胞からでた ”いらないもの” を受け取ります。だから老廃物を多く含んだ血液が流れるのが静脈です。
静脈が圧迫を受けると、うっ血がおこります。そうするとうっ血により、血液が渋滞をおこし、新しく来るはずの血液の流れを邪魔をします。そうすると筋肉に栄養素を送りにくくになります。結果的に筋肉はエネルギーを作れず、”ゆるめない状態”になってしまいます。
お風呂で温まると一時的に血管が緩み、血流も改善します。
マッサージを受けると、外から力を加えてうっ血を押し流し、栄養素を豊富に含んだ血液が一時的に患部に届くためスッキリします。
ですが、根本的に症状を取り除こうとすると、神経の走行上のトラブルを取り除くこと。血流を改善するため、圧迫を引き起こす硬い組織を柔軟にすること。この2つのアプローチが必要になります。
動作改善法では、検査を通じて見つけた神経の走行上のトラブルや血管を圧迫するような硬い組織を解きほぐします。強いマッサージや指圧で、うっ血を取り除くことを第一の目的にしていません。
それよりも、体の動きに合わせて、神経が走行上をなめらかに滑ること、血液がよどみなく体を巡ることを目指します。より早く回復し、施術効果がより長く持続することが、あなたにとって一番大事なことと考えます。
ぜひ、ご予約頂き、動作改善法を受診ください。
首、肩の症状をスッキリして・・・
毎朝、目覚まし時計や携帯のアラームと格闘することなく、ベッドから起き上がれる。
朝から子どもやダンナに、笑顔で「おはよー!」って挨拶できる。
仕事は憂鬱でも、まだ、踏んばれる自分でいられる。
そんなライフスタイルは、あなたに必要ではありませんか?
あなたの来院をお待ちしております。
動作改善法 担当 :裏戸 雅行