スタッフブログ
- スタッフブログ
-
🌱 啓蟄と身体の変化 ― 医療視点からのセルフケア
こんにちは、大阪前田鍼灸院 院長 前田為康です。本日(3月5日)は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。


啓蟄とは、冬の間土の中で眠っていた虫たちが、春の訪れとともに地上へと動き出す時期を指します。この自然界の変化は、実は私たち人間の身体にも大きく関係しています。

🧠 啓蟄と自律神経の関係
春先は気温や気圧の変動が大きく、身体はその変化に適応しようとします。このとき重要になるのが「自律神経」です。
冬は副交感神経優位(リラックスモード)になりやすい一方、春になると交感神経(活動モード)が優位に切り替わります。
しかし、この切り替えがスムーズにいかないと、以下のような症状が出やすくなります:
- 倦怠感(なんとなくだるい)
- 頭痛・めまい
- 睡眠の質の低下
- イライラ・不安感
- 花粉症の悪化
これはいわゆる「季節性自律神経失調」とも言える状態です。
🌿 東洋医学的視点:「肝」の働きが活発に
東洋医学では、春は「肝(かん)」の働きが高まる季節とされています。
「肝」は以下の機能と深く関わります:
- 気(エネルギー)の巡り
- 血の調整
- 感情の安定(特に怒りやストレス)
啓蟄の時期に「イライラ」「目の疲れ」「筋肉のこわばり」が出やすいのは、この肝のバランスが乱れやすいためです。
💡 医療・鍼灸的セルフケアのポイント
① 軽い運動で「気」を巡らせる
ウォーキングやストレッチなど、無理のない運動が効果的です。
特に朝の光を浴びることは自律神経のリズムを整えます。
② 深呼吸・呼吸調整
胸郭を広げるような深い呼吸は、副交感神経を整え、ストレス軽減に役立ちます。
③ 食養生(春の食材)
春は「苦味」のある食材が推奨されます:
- 菜の花
- ふき
- たけのこ
これらは体内の巡りを促進し、デトックスを助けます。
④ 鍼灸による調整
鍼灸では、自律神経や「肝」のバランスを整える施術が可能です。
特にこの時期は:
- 首・肩の緊張緩和
- 目の疲れ改善
- 睡眠の質向上
といった目的で来院される方が増えています。
🌸 まとめ
啓蟄は単なる季節の変わり目ではなく、身体が冬から春へと切り替わる重要なタイミングです。
自然界と同じように、私たちの身体も「目覚めの準備」を始めています。
だからこそ、この時期にしっかりとケアを行うことで、春以降の体調が大きく変わります。
気になる症状がある方は、無理をせず専門的なケアもご検討ください。
大阪前田鍼灸院では、季節に応じた身体の調整を大切にしています。


















