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「腎」を補う「栗」で、老化やガン予防

急に寒くなりましたが、秋はまだまだこれからであって欲しいものです。

 

先日、大東市で有名なケーキ屋「レジェール」のモンブランを頂きました。

二層のクリームが重なり、渋皮煮の栗がてっぺんに鎮座し、

ビターチョコとでまとめられた甘すぎないモンブランは絶品でした。ご馳走様でした。

 

 

私の中では好きなケーキの種類で上位に入るモンブラン。

今日はその好きな食べ物の一つ「栗」のお話。

 

「老化やガン予防に!」

ポリフェノール化合物の1つで、栗の渋皮部分には多くのタンニンが含まれています。

タンニンには抗酸化作用があり、血管が老化によってかたくなる動脈硬化対策にも注目されている成分です。

老化やガン予防などに役立つため、健康維持のために食事にとりいれましょう。

また、肌につけると毛穴をひきしめる収れん作用も期待できるため、さまざまな化粧品にも配合されています。

レザーのなめしにも使われている、渋み成分のことです。

 

「口内炎の予防にも」

ビタミンB1が豊富で、口内炎の予防にもなります。

ビタミンB1は糖質やアミノ酸の代謝をサポートする栄養素でもあります。

別名チアミンと呼ばれる水溶性のビタミンで、糖質を代謝するために欠かせません。

推奨量は1日あたり1.1~1.3㎎が指定されている中、

100gあたり0.21㎎が含まれて、通常の食事では足りないことが多いビタミンB1の不足を補えます。

糖質をもやしてエネルギーにかえるため、白米をメインにしている日本人は積極的にとりたい栄養素です。

ほかにも疲労回復や、神経、筋肉の機能を正常に保つ働きを持っています。

栗ご飯なんていかがでしょうか?

 

「栗の食べすぎに注意」

栗は消化しにくい食べ物なので、1日あたりの適量は、10~15粒が目安です。

子どもが食べる場合は1日5粒を目安にしましょう。

栗は糖質やカロリーが多く、100gあたり164キロカロリーと決して低カロリーではありません。

このカロリーは白米を小盛にした量と同程度です。

美味しい栗ご飯ですが、カロリーオーバーにならないように、

よく噛んで味わって食べましょう。

食べ過ぎると、便秘の原因や糖質の過剰摂取にもつながってしまうので気をつけて

 

 

東洋医学的な効能としては

養胃健脾・・・胃腸を丈夫にする

補腎強筋・・・腎を補養し、筋肉や関節を丈夫にする

活血止血・・・血行を良くし、うっ血性出血を止める

などの効能があります。

血行を良くする働きがあるので、

胃腸の弱い方や血行の悪い方、冷え性のある方の慢性的な下痢に効果的です。

 

 

味覚の秋で美味しいものが多いですが、食べ過ぎには気をつけて。

スポーツに読書、芸術と充実した秋を過ごしましょう。

 

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 神先

TEL.072-873-7171
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