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Kちゃんの成長記録

愛知県からPVLの治療で宿泊治療に来ているKちゃん(3歳9か月)

始めて来てくれたのは2年前の5月で、この2年間で6回の宿泊治療に来てくれました。

24週で生まれたKちゃんの体重は655gで、約1年後に3100gで退院しました。

その後、MRIによりPVLと診断され、当院に初めて来院されたのは1歳11か月でした。

1歳で首が座り、その後も寝返り、つかまり立ちまでできていましたが、

お座りや歩行はできなく、言葉も喃語を喋るくらいでした。

最初はハイハイだったのが、歩行器での歩行になり、独歩ができるようになり

今回は小走りに走る姿まで成長してくれました。

言葉は「ママ、パパ、ばあば」など単語は少しずつ出てきている感じですが、理解力

はあるのでコミュニケーションはよくできています!!

そんなKちゃんに、絵本アドバイザーの高橋先生に来ていただき、絵本の読み聞かせを

していただきました。

「絵本は言葉の宝庫」という話をママにしていただきながら、Kちゃんには絵本を読ん

でいただくと、じーっと横目で絵本を見ていました。

是非家でも、絵本の読み聞かせを続けて、絵本の中の素敵な言葉をKちゃんに聞かせて

あげてくださいね。

 

 

田村先生のリセプター療法では、「遊びの中から成長を促す」ことを考えています。

今回は歩行もだいぶ安定してきたので「枕を持ってママのところまで配達!」という指示を

出すと、大好きなママに向かって笑顔でお届けしてくれました。

Kちゃんのこの笑顔!!どや顔!!めっちゃ、可愛い♡

こちらまで癒されました~。

 

 

 

院長先生の動作改善法ではハイボルテージの機械を使って、足首の硬さを取って動きやすさを作

るようにしました。

裏戸先生の指頭感覚法では、身体のバランスを取ること、足裏をしっかりと地面に接地するようにアプローチしています。

4月からは療育園にバス通園するそうです。

次は夏休みに会えると嬉しいな~。

Kちゃんの成長をスタッフみんなで楽しみにしています。

毎回愛知県から車で送迎してくださるおじいちゃん、おばあちゃん、家でお留守番しているお姉ちゃん、お兄ちゃん、Kちゃんが生まれてからずーっと頑張ってきたママ、ママを支えるパパ、たくさんの愛情に包まれてKちゃんの今の成長があるのだと思います。

私達の新脳針+3つのプログラムが患者様のお役に立てるように日々の診療に励みます。

副院長  前田京子