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活動的になる春
銀座院の前の八重桜が散りつつありますが、近所の公園では藤が見頃になっています。
ただ藤は綺麗ですが、近くで蜂が活発に働いているので、この写真を撮るときにも威嚇されました…
気温も暖かく、皆さんも活発に活動されていると思います。
4月に入り、入学や進級、働きはじめや異動などで新しい環境に身を置く方々も多いと思います。
新しい環境への緊張や慌しさに加え、寒暖差もまだ続き、体に負担が掛かっていると思われますがいかがでしょうか。
東洋医学では今の時期、優勢だった「陰」から少しずつ「陽」が増えて来るとされています。
「陽」が増えてくれば、私たちの身体は活動的になります。
ですが、冬の間に蓄積された寒さを身体から追い出せずに暑くなったからと薄着になってしまいますと、溜まった「寒」が「熱」に転じてしまい、それは身体に不調をもたらします。
本来であれば、身体を温めてくれるのですが、上半身に留まったままでいるとのぼせや盗汗(何もしていないのに汗が噴き出ること)、不眠や不安感、イライラしやすいなどとという形で表れます。
春にふらつきやめまいを強く感じる場合には、このように留まってしまっている「熱」が原因かもしれません。
忙しいとは思いますが、リラックスする時間をとったり、湯船に浸かって身体をほぐしたり、ゆっくりと睡眠が大切です。
この時期、春野菜もたくさん出てきていますので、食事もしっかり摂って下さいね!
旬の野菜ですと、滞った気の巡りを良くする菜の花や体内の余分な熱を取るタケノコがオススメです。
タケノコの断面についている白い粉はアミノ酸の一種、チロシンと言います。
脳の働きを活性化させると言われているので、取り除かずに調理して下さいね!!
東京分院 銀座針灸院
鍼灸師 倉科