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特に印象に残っている一症例(鍼灸師:高橋)
みなさん、こんにちは(*^▽^*)ノ
前回の神先先生に続き、今回は高橋が「今まで施術をしてきた中で特に印象に残っている患者様」を紹介します。
文字ばかりになってしまいますが、ぜひ最後までご覧くださいませ☆
【患者様情報】
痙性斜頚と診断された20代男性。治療期間は約9ヶ月、治療回数は60回。
【症状】
約1年前から首がピクッと右へ向くようになり、病院を受診したところ「痙性斜頚」と診断されました。
だんだん症状はひどくなり、来院当初は首が勝手に右を向いてしまい、手でむりやり押さえないと前を向けない状態でした。歩くのも大変なため、タクシーで来院されていました。病院で処方された薬は効かず、こちらに来てくださったそうです。
【治療経過】
はじめは首だけではなく背中や腰にも痛みが出ていました。だいたい治療開始から10回目ぐらいでその痛みは消失し、触った感じのカチコチ感も減少していきました。
後頭部もとても硬く、ギューっとシワができるような状態でしたが、少しずつ緩和していきました。治療ペースは、最初はほぼ毎日来てくれました。
20回目ぐらいで左を向ける時間が長くなっていきました。その頃はだいたい週2~3回ぐらいのペースだったと思います。まだこの時は、うつ伏せの施術中も首が結構動いてしまう状態でした。
30回目ぐらいで施術中は首が動かずじっと止まることが出来るようになりました。そしてだんだん右を向く頻度も減っていきました。
最初は前を向いて歩くのも大変だったのでタクシーで来ていましたが、40回目ぐらいで、歩いて来院することも帰ることも出来るようになりました。
帰り際にその姿を待合室から見送った時、なんだかとても嬉しかったですそしてその時の患者様の笑顔を今でも鮮明に覚えています。
その後もだいたい週1回のペースで継続し、50回目ぐらいで勝手に入ってしまっていた首の力を自分で抜けるようになり、まっすぐ前を向けるようになりました。そして身体作りと仕事復帰に向けてジムにも通い始めたとのことです。
なにが経過良好につながったのかをあらためて考えてみると、いろいろとありますがやはり、患者様自身が諦めずに治療を継続してくれたことが大きかったと思います。
症状がきついと外出するのも本当に大変なのに、治療を信じてしっかり通ってくれました。
以上が私のとくに印象に残っている患者様のご紹介でした!
長くなってしまいましたが、それぐらい印象的ということでお許しを☆
最後に、この患者様から頂いた喜びの声も
併せてこちらからどうぞ(^▽^)
では今日も笑顔でがんばりましょう♪
鍼灸師 高橋愛美