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自律神経を整えるのに温冷交代浴がおススメです。
立冬(11/7)を迎えましたね。
今年も冬の始まりです。
東洋医学では
「冬は、万物が静かに沈み消極的になり、収納、貯蓄される季節」
と考えています。
この冬の3ヶ月間を「閉蔵」と言います。
私たち人間も陽気を貯えて、発散しすぎないようにしましょう。
陽気を貯える方法として、今日はお風呂の入り方についてです。
寒い日に湯舟につかって、しっかり温もると気持ちがいいですね。
血行が良くなり疲労物質が排出されやすくなり、免疫力のアップにもつながります。
血行が良くなり新陳代謝も良くなれば、美肌効果やダイエット効果にも期待できます。
温もった体のままお風呂から上がりたいところですが、
ここで、
「冷水シャワー」を浴びてください!!
温もったままだと毛穴が広がっているので「寒邪」が入りやすく、
湯冷めや風邪のもとになってしまう恐れがあります。
冷水を浴びることで、開いた毛穴を閉じ、血管を収縮させ、陽気を漏らさないようにします。
陽気を漏らさないことで体の熱を貯えやすくなります。
自律神経を整える効果もあるので、冷え性の方や睡眠の質を見直したい人にもオススメです!
冷水シャワーは全身に浴びると良いのですが、
最初は膝から下や肘から指先など、末端にかけてください。
時間の目安は、目標1分。少しづつチャレンジしてください。
何回か「温める➡冷やす」を繰り返すのも効果的です。
必ず、しっかり温もった後に最後は「冷やす」で終わってくださいね。
お風呂上りにココア(ココアの日=立冬の日)などで陽気を貯えるのもいいですよ。
冬の時期でおススメの旬の食べ物は、
貯蔵の力を持った根菜類(レンコンや長芋、百合根など)を
多めにいただくようにしてみてください。
インフルエンザやコロナに負けないように、
自律神経を整えて冬を楽しみましょう!!
鍼灸師 神先崇