指頭感覚法
私たちが身体(筋肉)に感じる緊張感・膨張感・硬結館・こり感等は、
互いに密接につながっているため生じる反応です。
これらの反応を軽減させるために、指頭感覚法があります。
指頭感覚法とは
指頭感覚法は、まさに施術者の手指の頭の感覚を用いて、その人に合わせた手技のことです。指頭感覚法の最大の特徴はそれぞれの症状に合わせた多数の手技を駆使している点であり、揺らす・さする・押す・弾くなど体の状態に合わせて施術を行います。
頭部をはじめ、局所的なポイントから体全体にまで、指頭を用いた感覚刺激で脳の神経バランスと自律神経を整え、自らが持つ治癒能力を高め、健康を取り戻すことをめざします。
術者の指頭に
感覚による
施術
患者さまが
皮膚から得る
感覚
脊髄を経由し、
脳に刺激
患部の緊張を
ほぐす
症状の改善
指頭感覚法を受けていただくために
ご理解いただきたい事
- 治療とは〝人〟の字のごとく、術者と患者さまとが支え合う共同作業です。
- 術者は気持ちを込めて患者さまに向き合います。
- お互いが信頼を深め、病に向き合う気持ちが大切です。
- 患者さまとの会話を大切にいろいろなアドバイスを伝えさせていただきます。
- 生後間もない赤ちゃんから、子ども、大人、老人まであらゆる人が対象です。
※指頭感覚法は、昭和61年(1986年)医道の日本社 東洋医学誌500号発刊記念に、特別寄稿論文として前田昌司が発表いたしました。
有効な症例
ジストニア・パーキンソン・小児PVL・脳性麻痺 等々、その他あらゆる病気 からくる緊張・固縮・ふるえ・震戦・痙攣などに有効です。また小児疾患では、 発達障がいや言葉遅れによる唇や口角の遣い方、よだれの改善などにも有効です。
イメージの図形化
術者の指頭感覚による施術→患者さまが皮膚から得る感覚→脊髄を経由し、脳に刺激⇒患部の緊張をほぐす→症状の改善
①〜⑮のイメージ図は、各症状を経験的に肌で感じたまま図形化し、命名したものです。
指頭感覚法の新着症例
- 肩(こり・五十肩・痛み)
- 小児リセプター療法
- 大人リセプター療法