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顔面痙攣(けいれん)に対する鍼治療(新脳針)
人は、自分の感情を「顔の表情」で表すことで円滑なコミュニケーションをとることができます。
表情をつくるために、人は顔面の「表情筋」が高度に発達しています。
おでこの前頭筋、目の周りの眼輪筋、ほほの頬筋、口角を引き上げる口角挙筋、口の周りの口輪筋などです。
病気によってこれらの表情筋が意思に反して動いてしまうと、まともに相手と目を合わせて話をすることができず、仕事に支障をきたすばかりか、友達と会うことさえ避けるようになってしまいます。ひとりで思い悩んでることも多く、うつ状態にまで落ち込むこともあります。
通常、片側の眼周囲(特に下瞼)のぴくつきから始まり、徐々に、頬や口元、顔の片方の全体にまでぴくつきが出るようになります。重症になると顔が歪み、長期間けいれんが続いていると顔面麻痺になることもあります。
原因として、顔面神経が脳幹から出る部分で血管に圧迫されるために起こることが多いと考えられています。
症状として
・右か左の、どちらか一方だけに発生する
・目の周りだけでなく、頬や口の周りの筋肉に発生する
・突然、ぴくぴくと動き出してしばらく続き、いつの間にか収まる
・緊張やストレスで誘発される
・耳の中でぽこぽこと音がすることがある
・重症化すると、寝ている間にも起こる
< 新脳針療法 >は、頭と全身に鍼を打ち、必要なポイントに超微弱の電流を流して刺激します。
それにより、脳と全身の正常な神経伝達を呼び覚まし、誤作動を起こしている表情筋(前頭筋・眼輪筋・口輪筋・頬骨筋・口角挙筋)の破壊と再生、血流の回復、顔面の筋肉を緩め、沈静した筋感覚を取り戻します。
顔面だけではなく、顔面痙攣に悩まされることで身体が固まってしまったことで起こる頭痛、首肩こり、背部緊張、気持ちの緊張をほぐしてゆきます。
そうすることで、自己治癒力も最大限に発揮され、顔面痙攣の症状を軽減、改善、治癒することを目指します。
新脳針療法に3つの連携プログラム
を加えることによって、顔面痙攣の改善にさらなる効果をあげることができます。
顔面痙攣の他にも、顔がピクピク動いてしまう病気があります。
・眼精疲労、ドライアイ
・眼瞼痙攣
・眼瞼ミオキミア
・チック
・自律神経失調症
・薬の副作用
・重症筋無力症
「顔面痙攣」「顔のぴくぴく」でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
ブログ< ラムゼイハント症候群(顔面神経麻痺) >もご覧ください。
東京分院 銀座針灸院
鍼灸師 服部