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ラムゼイハント症候群(顔面神経麻痺)

先日、カナダ出身の人気歌手、ジャスティン・ビーバーさんが、

自身のインスタグラムで「顔面神経麻痺」になったことを報告されていましたね。

 

顔面神経麻痺には、大きく分けて中枢性のものと末梢性のものとがあります。

中枢性は脳出血や脳梗塞などの脳血管障害のもの、

末梢性は脳幹よりも下位の神経の障害のもの、

とがあります。

 

今回のジャスティン・ビーバーさんは

末梢性の水痘・帯状疱疹ウイルスが原因とされている「ラムゼイ・ハント症候群」とのこと。

(他にもヘルペスウイルスが原因のベル麻痺もあります)

これらのウイルスは、体の免疫が低下しているときに再度増殖し(再活性化)、

顔面神経に炎症を起こすことが原因と考えられています。

 

他にも末梢性の顔面神経麻痺には、

交通事故などによる外傷性、腫瘍性、中耳炎などの耳炎性、糖尿病などの全身性などがあります。

 

「朝起きたら顔の筋肉が動かない」と、急に発生することが多い顔面神経麻痺。

冷房の冷たい風が長時間にわたり顔にあたったり、寒さの厳しい場所などにも気を付けて下さい。

 

当院にも顔面神経麻痺の患者様が来院されています。

詳しくはこちら ↓ ↓ ↓

“顔面神経麻痺” の検索結果|難病専門の前田針灸接骨院・銀座針灸院|新脳針でPVL・パーキンソンに挑む (maeda-shinkyu.com)

 

 

忙しい時ほど体のメンテナンスを忘れずに、

疲労回復や睡眠時間の確保を大切にしましょう。

特に梅雨の時期、寒暖差や湿気によるだるさ、免疫の低下には気をつけたいですね。

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 神先崇