宿泊集中治療で３つのオプション！多系統萎縮症のＭさん

先週、銀座針灸院に通院中の多系統萎縮症の Ｍさんが宿泊集中治療に来院されました。

ふらつきや滑舌の悪さ、手の使いづらさを改善するため、ご主人と１週間の宿泊です。

銀座針灸院では新脳針療法を受け、ご自身でリハビリをしています。

今回、大阪本院での３つのオプションを受けて、

身体の使い方を再確認していきます。

【指頭感覚法】

全身のバランスを確認します。

ふらつきによる足への負担や、

筋肉の硬さや、関節の動きなどを整え、

バランスを取りやすくしていきます。

【動作改善法】

超音波やハイボルテージなどを使って、

手足への神経伝達の改善を促します。

【針灸治療（新脳針療法）】

頭皮に鍼を施して、神経ネットワークの活性化を促します。

全身の筋緊張を緩め、血流を促進します。

寒くなってきたので身体は遠赤外線（写真上）

足元は赤外線（写真下）でしっかり温めます。

【リセプター療法】

サポートしながらご自身で歩く感覚を再確認。

方向転換やカーブ、段差の上り下りなど、

その日の調子に合わせて負荷を変えていきます。

一日の終わりには、ご主人と一緒に当院周辺のおすすめグルメも楽しまれたようです。

「１週間続けていろんな経験が出来て良かったです！」

と、ご本人も喜んでおられました。

出来ることを維持しながら、

楽しい時間を持ち続けることが、

進行を遅らせる方法の一つにもなります。

Ｍさん、素敵な笑顔をまた見せに来てくださいね

大阪本院　前田針灸接骨院

鍼灸師　　神先崇