チック
チックの概要
チックは不随運動(ふずいうんどう)の一つで、自分では意識せず勝手に動く動作を指します。チックの定義としては、『単一筋、または複数の筋群に起こる短時間に、素早く反復する、目的なく、常道的な運動』とされています。特に幼児期から学童期以降に発症することが多いため、この時期の成長にはとても関心を持ち、さまざまな行動やサインに注意が必要です。
スポーツ、ピアノや英会話などの習い事のストレス、また学校で友達関係のストレスなどにより、常に身体の筋肉、神経、血管が共に緊張が続くと脳から身体への情報伝達も滞る事が考えられチック症状を誘発する要因として考えられます。
絶えず心にゆとりを持ち、イライラせず、よく睡眠をとり、安全な食品(無添加物)を取る事をおすすめいたします。
チックの原因
はっきりした原因はわかりませんが家族歴(遺伝)の場合が多いと言われています。しかしながら、チック症は必ずしも遺伝的要因のみが原因であるわけではなく、環境要因や気質要因が作用することによって現れるとされています。最近の傾向ではスマホ、タブレット、TVやゲームなどのやりすぎによる依存症で絶えず脳が興奮状態にあると考えられています。単純チックは6歳を中心に、複雑チックは10歳をピークに発症しやすく、いずれもよくなったり悪くなったりを繰り返す場合があります。
チックの分類
チックにはいろいろな種類があり、まず運動性チックと音声チックに分かれて、それぞれに単純性と複雑性があります。
運動性チック 単純性…まばたき、顔をしかめる、首を急速に振る運動、肩をすくめる、など 複雑性…ジャンプする、倒れ込む、自分を叩く、蹴る動作、など |
音声性チック 単純性…鼻を鳴らす・鼻をすする、咳払い、唸る、「ん」と声を出す、吠える、など 複雑性…その場にそぐわないことを言う(汚言)、他人が言ったことを繰り返す(反響言語)、自分自身の音声や言葉を繰り返す(反復言語)、など |
上記のように、一見、乱暴と思われる行動や非常識と感じられる言動がチックの症状である可能性もあるのです。 そしてチック症には下記のような3つの主要な病型に分類されます。
一過性チック障害 運動チックまたは音声チックがみられ、持続期間が1年以内の場合。 |
慢性チック障害 運動チックまたは音声チックの一方だけが1年以上みられる場合。 |
トウレット症候群 運動チックと音声チックの両方が1年以上みられる場合 |
当院でのチック症状への施術内容
『新脳針』療法によって頭(頭皮)に刺した針に0.7ミリアンペアの微弱電流を注入し確率共振現象を引き起こします。そうすることで脳神経細胞を活性化し、脳の神経ネットワークを広げ、神経伝達物質の分泌を促し、ホルモンバランスを整えたり自律神経の働きを良くしたりすることで、身体本来の力を強化・調整します。
脳から身体へはメッセンジャー物質が伝達され、その情報は身体能力を恒常性を維持させることに働きます。薬とは違い、副作用なく、より自然な自己治癒力で、肉体的なことだけではなく精神的にも理想的な体調に近づけます。そうすることでチックの症状となる異常な動きを抑えるように働きかけます。また全身に表れている様々な症状に対しても鍼灸治療を施し、筋緊張の緩和や血流の促進を図り、『チック症』の症状改善を目指します。
チックに対して見込める効果・期待できる効果や変化
新脳針のポイントとして…
頭頂部、側頭部、額、眉間、目の横など刺鍼してドーパミン神経(A10神経)にアプローチ
リセプター療法…集中させるための運動指導
動作改善法…不随意している筋肉へ緊張緩和のためにマイクロカレントを通電
指頭感覚法…全身の筋肉や関節のバランスを調整するアプローチ
新脳針と3つのプログラム(動作改善法・リセプター療法・指頭感覚法)と併用して受けていただくことで、更に早期改善を目指します。
チックの施術を受けた方の改善例
・首振りが減少し前を向きやすくなった ・手で顔を支えなくてよくなった ・のど鳴らしが減った ・鼻をクンクン鳴らすのが減った ・目の瞬きが減った ・頸を感染する動作(不随意運動)が減った ・集中力がついてきた ・筋肉の緊張が緩み、向きづらい方向への力コントロールできるようになってきた。 |
・異常な動きや運動(不随運動)が減少した ・薬を減らすことができた ・正面を向きやすくなった ・背筋が伸びやすくなった ・精神的にゆとりが出てきた など。 |
このほかにも親御さんよりたくさんのお声を頂いております。是非ご覧ください。
チックの新着症例
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