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お灸のいろいろな種類をご紹介します。

灸の起源は約三千年前の古代中国の北方地方において発明された。多くの地方に皮膚を焼くことを治療行為とする伝記は残っています。日本において鍼とは異なって、奥の細道にも『三里に灸すゆるより』とあるように、旅路での足の疲れを癒したり、徒然草にあるように「40歳以上の者は三里に灸をすると、のぼせ(高血圧)を引き下げる」というように、灸をすることは庶民へ民間療法的側面を強くしながら伝わっています。

当院ではいろいろなお灸を使い、この冬の時期には特に喜ばれています。
お灸のいろいろな種類をご紹介いたします。

【新脳灸】

前田中国医学研究院 オリジナルです。
特別受注の伊吹もぐさを使用し、深部から温まりとても気持ちがいいですよ。

販売もしています。

100壮入り 2100円

 

 

【棒灸】
これは大人の患者様にも使用しますが、
当院では特に小児の子供さんに使います。
直接皮膚を焼かないので、温熱の温かさが伝わり
気持ちがいいのです。

このお子様は、咳がコンコンしてて、棒灸で温めたところ
次の日は咳も止み調子がよくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【籠灸】かご灸

鍼治療と併用して、いろいろな場所に置いて温めます。
ポカポカと温かく、血行促進し、針の効果を高めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セラミッ灸】

加工された小さなお灸を台座に載せて、皮膚に貼り付けます。
局所的な場所を温熱で刺激が出来るので、ポイント的に
温める事ができます。

 

 

 

 

 

 

 

記: 針灸師 高橋愛美