スタッフブログ
- スタッフブログ
-
夏に向けて“心系統”を養生しましょう!
6月21日に夏至をむかえて暑さが厳しくなってきましたね。
そんな夏に向けて“心系統”を養生しましょう!
そこで、“心系統”って何って思いますよね?
東洋医学では“心系統”を12本あるとされている経絡の中の「心経」と「心包経」の事を言います。
この「心経」と「心包経」に大きく関わるのが、
心臓や血液、血管、脈、舌、小腸、汗などになります。
つまり、
ストレスによる心身の不調や、動悸、不安、不眠、
高血圧、動・静脈瘤、舌痛、過敏性腸炎、などに気をつけましょう。ってこと。
では、そのポイントになるのはどんなこと?
ということで、
3つのポイントをご紹介します!!
1.両手の小指を揉むこと!
手の小指の先(親指側)には、心経のツボ 「少衝」 と言うのがあります。
優しく揉んで刺激を入れてください。
揉むことで血流が良くなり、経絡も整うとされています。
強くするととても痛いので気をつけてくださいね。
ちなみに、手の小指(小指側)には小腸の経絡も流れています。
2.よく噛んで食べること
舌と胃腸の活動が促進されます。
唾液で免疫力が高まりますから、疲れにくくなります。
よく噛むことで胃腸も楽になりストレスに強くなります。
3.食物繊維の多い食事を取ること
豆類は繊維質が多く、小腸の働きを活発にします。
ニンジンやトマトなどの「赤い食品」は心系統を補うために良い食品です。
写真はトマト大好きな女の子。
自宅菜園での初めての収穫に喜んでいる写真です^^
今年も暑い夏になりそうですが、
コロナ禍によるストレスにも負けない
元気な身体への養生に、ぜひ取り組んでみて下さい。
鍼灸師 神先崇