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本日のオススメ本「君の膵臓を食べたい」住野よる著:双葉文庫

昔、広島から大阪にきたばかりの最初の最初の“端午の節句”に、“ちまき”なるものをいただいたけれど、広島でそのようなものを見たことがなかったため「これは何ですか?花瓶にいれたほうがいいですか?」と聞いて笑われたバンドウです、みなさんお久しぶりです。

私の認識では“ちまき”というのは、中国系の、竹の皮のようなものに包まれた、美味しいおこわの入ったやつでしたので、「これはちまきじゃない」と少々抵抗したりしましたが、あれはあれで“ちまき”らしいです。なんなんでしょう、あの形。どうせ剥いて食べるのに、持ち手のようなものがついていて不思議です。

さて久しぶりのオススメ本は、これまた映画化もされた「君の膵臓を食べたい」です。

なかなかインパクトのあるタイトルですが、カニバリズムといったような猟奇的な話ではなく、恋愛ヒューマンドラマです。

少しくどい文体が私個人としては少々・・好みではないのですが、普段本を読まない息子が最後まで一気読みして「面白かった!」と言っていた(これはとても珍しいこと)ので、今回のオススメに選んでみました。

やっと出会った運命の相手が、余命1年。切ないお話です。ストーリーは回顧録の形で話が進んでいきます。

救いようのない話かと思いきや最後に僅かな希望を残すのは・・さて・・是か非か・・

大阪本院 事務総務 バンドウ